ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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ニール・ブロムカンプ率いるオーツ・スタジオ最新作、『ANTHEM』の世界を実写化させた壮大なショートストーリー『コンヴィクション(Conviction)』

南アフリカ共和国出身の映画監督ニール・ブロムカンプ(Neill Blomkamp)が率いるオーツ・スタジオ(Oats Studios)の最新作がつい昨日公開されたようなので、その話題を取り上げてみたい。

 

映画の話をウェブログに書くのはたぶん一年ぶりくらいじゃないのか、おれよ。

 

さて、今回の作品は、2019年2月22日発売のゲーム『Anthem』の実写版ショートストーリー、舞台は同ゲームの数十年前の世界を想定したものだそうである。

 

 

ちなみに『Anthem』は、カナダのコンピュータゲーム開発会社であるバイオウェアBioWare)によって開発されたゲームで、そちらはそちらで去年2018年のE3においてシネマティックなトレーラーが公開されているので、取り上げておこう。

 

 

話を戻して、ニール・ブロムカンプが今回制作したのは、この実写版。

 

タイトルは『コンヴィクション(Conviction)』、信念とか確信とかを意味する言葉。

 

 

このベースとなっている『Anthem』はどんな背景を持ったゲームなのかといえば、公式によると以下のようなものである。

 

創造が不完全に終わった世界。そこには様々な脅威がはびこり、人類は苛烈な環境を生き延びるのに必死だった。ジャベリン・エグゾスーツに身を包んだフリーランサー達は、人類の状況を好転させる術を追い求める。

 

この「ジャベリン」というのは、 身に付ける者に超人的能力を与えてくれる、強力でカスタマイズも可能なエグゾスーツだそうである。

 

エグゾスーツっていうのはまあ、パワードスーツみたいなものだろうね。

 

 

いつの日か、こんなエグゾスーツみたいなものが軍用や、あるいは家庭用に使用される日が来るのかもしれないけれど、ぼくはそんな先の未来まで生きていないだろうなあ、あと三年くらいで死ぬと思うから、たぶん。

 

とまあそんなわけで、オーツ・スタジオの最新作『コンヴィクション』、是非ご覧いただきたい。日本語字幕もご丁寧にちゃんと付いてますぜ、だんな。

 

 

The Art of Anthem

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