ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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夜眠る前に『インスマウスの影』を読んでいたら、記憶がすっ飛んで朝を迎えたハワード・フィリップス・ラヴクラフト日記。

昨夜、ジャンクな葡萄酒をしこたま飲んで酔っ払って眠くなって、さあ満を持して眠ろうという最中に、なぜか手にラヴクラフトの文庫本を持って布団に潜り込んでしまい、朦朧としながら少しだけ読み進めていたのだが、おそらく主人公がまだジョー・サージェントのバスに乗る前の段階で記憶が飛び、気が付くと朝になっていた。

 

しかし、目が覚めてみると、文庫本はベッドの横の机に丁寧に置かれていて、寝室の電気もきちんと消してあった。まったく覚えていないが、ちゃんとして眠ったようである。

 

というわけで、きょうはあれこれ余計なことをしていたらもう夕方、もはや文章とか書く気力はないのだが、昨日の晩、眠る前に読んだ『インスマウスの影』(The Shadow Over Innsmouth)のことが一日中頭から離れなかったので、サクッとインスパイアなアートを綴って、日記だと称して駄文を添えて投稿して、もうパソコンから離れようと思う。

 

The Shadow Over Innsmouth

 

 

 

月白貉