ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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アンディ・ムスキエティ監督『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のVR動画や8ビット版ミニゲームが登場!

2017年9月8日に米国で公開されるアンディ・ムスキエティ(Andrés Muschietti)監督による『イット』(It)の日本公開が正式に発表されたようである。

 

公開日は2017年11月3日、邦題は『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』・・・、ひどすぎる邦題である。

 

そんな変な副題付ける必要あるの?『イット』で十分でしょ、『イット』で。

 

昨日取り上げた『アナベル 死霊人形の誕生』というひどい邦題を遥かに凌駕するひどすぎる邦題に度肝を抜かれた。タイトルの中に同じものを指し示す指示語が三つも使われているどころか、ダブルクオーテーションまで使っちゃってるけれど・・・、いったい何がしたいのかさっぱりわからない。せっかく楽しみにしている映画が台無しである。

 

ある意味では日本崩壊の兆しにも似たニオイさえ感じる。

 

そのため個人的には今後、『イット』とだけ表記することにする。

 

さて気を取り直して、米国では、公開目前となっている本作品のプロモーションが加熱中である。

 

まずは映画の中のシーンを再現した『IT: FLOAT - A Cinematic VR Experience』というVR動画が公開されている。VR動画自体は最後に取り上げるけれど、まずはその動画の予告編をご覧いただきたい。

 

 

そしてさらには、『イット』の世界観をモチーフとした8ビット風のミニゲームも公開されている。

 

IT | Game | In Theaters September 8

image source: IT | Game | In Theaters September 8

 

ゲーム内容としては、例のジョージーの新聞紙のボートを操って風船を取ってゆくという単純なものだが、そういう単純なゲームほどやりだすとハマってしまうのである。

 

 

ゲームは上記のツイートにもあるように、「IT | Game | In Theaters September 8」にアクセスすることでプレイできる。やり方などの説明もあるので、興味のある方はぜひプレイしてみていただきたい。

 

というわけで、日本公開されるのはいいとしても、「邦題、もっと何とかならなかったのかよ!」ともう一度吐き捨ててお開きにしたいと思う。今からでも邦題を修正するべきである。

 

では最後に、先に述べたVR動画をご堪能いただきたい。

 

 

 

 

イット (字幕版)

イット (字幕版)

 

 

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