ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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陽気な友だち、ダゴン教団のニッキー日記。

今日はニッキーが家に遊びに来るので、早い時間から夕食の準備をしていて、今おおよそ準備が整った。

 

ナスとパプリカのマリネ、ニンジンのサラダ、各種ベビーリーフのサラダ、ソーセージと長ネギのグリルゆで卵添え、ミートボールのトマト煮込み、パスタも作ろうかと思ったけれど多すぎるから却下、あとバゲット

 

そして今日はいつものガラクタ赤ワインではなく、多少マトモなワインを空ける予定(未定)。

 

はい、ここまでの文章に中に嘘が混じっている。皆さんはどれが嘘かわかっただろうか。正解は来週な!ということはなく、どれが嘘かと言えば、

 

ニッキーなんて奴は家に遊びにこない。が、しかし、きょうは寝坊したにも関わらず家中を掃除して洗濯して、その勢いで早くから食事の支度をし始めたので、家にあるものだけだが、なかなか豪華ごはんである。なぜなら今日はちょっと大切な日だから。

 

ニッキーは来ないけれど、大切な日ではある。

 

大切な日というものは、大切である。

 

ちなみにニッキーという名の友だちはいないが、かつてアメリカで知り合いになったニッキーという名の人物が、今アフリカで宣教師をしているらしい。

 

ここまでの話に嘘はない。

 

明日から寒波が来るらしいと聞いた。俗に言う「ジェネラル・スノーマン」、日本語で言うところの「雪だるま将軍」が到来すると、さっきダチョウのタマゴを買いに行った帰りに近所の武器屋のオヤジさんから聞いた。

 

最高でマイナス45度まで気温が下がるらしいから、あんたたち、ちゃんとしなきゃ死ぬよ。

 

さて、きょうはジングルベルでも歌いながら裸で風呂に入ろう。ここで重要なことは、「裸で」という部分で、いつもは裸で風呂に入っていないのか?という爆弾疑問をお持ちの方が多数勃発したかもしれないが、普段はウェットスーツをきてゴーグルをして風呂に入っている。なぜならうちの風呂は水深が10メートルあり、海水だからである。その理由は、ぼくの家には海の司教とよばれるビショップ・フィッシュがいるからであり、なぜかと言えばぼくがダゴン教団のメンバーだからであることは、前にも当ウェブログで密かに綴っているので、ここであえて言うまでもなかろう。

 

ちなみに前述のニッキーがアフリカで布教しているのは、もちろんダゴン教。

 

以後、お見知りおきを。

 

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月白貉