ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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コケコッコ、ピヨピヨ日記。

今日は山奥にある平飼いの養鶏農家を見学に行き、農家のお家で玄米餅と切り干し大根をご馳走していただき、ピヨピヨ羽ばたきながら今帰ってきた。

 

「おめえ農家やれよ」って言われて、ちょっと心が動いた。

 

いや、ずいぶん前から、自分の食べるものは自分で作る生活がしたいと思って、考えてはいるのである。

 

ただ、たぶん、口で「考えてる」とか「やりたいにゃあやりたいにゃあ」とか言ってる内はたぶん出来ない。やりたいなら、すぐにでもやっちまわなければ、思い立ったが吉日じゃなければ、永遠に出来ないってのは知っている。

 

そろそろキチジツオモイタッチャーに変身する頃合いかもなあ。

 

あの日すべてを捨てて、東京を離れた時のように、また思い立っちゃう頃合いなのかもなあ。

 

いつまでもタマゴとかヒヨコのままで、コロコロ、ピヨピヨ、している生き方もあるかもしれないけれど、ぼくにあっているのはたぶん、断崖絶壁で海の向こうの地平線に向かってコケコッコと絶叫して、崖から飛び降りるような生き方かもしれない。

 

たとえ、それで空を飛べなくて、海の藻屑と消えたって、その瞬間がとんでもなく楽しければ、それでもいいじゃないか。

 

そんなことを思った、ピヨピヨな一日であった。

 

ピッピ、ピヨピヨ。

 

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月白貉