ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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人殺しクラウンもコワいけれど、遺伝子組み換え原料の食品もコワい日記。

食用油が切れてしまったので買いに行ったら、いつも買っている食用油が高くなっていたので、悩んだ挙句に激安なやつを買って帰ってきて、表示をよく見てみたら「遺伝子組換え不分別」と書かれていた。

 

食事には結構気を使っているし、ほとんど外食もしないけれど、結局自分の手でイチから作っていないものに関しては、表示があってもなくても、まったく何が入ってるのかわからないよね。

 

昔はよく外食もしたけれど、値段にかかわらず飲食店がどこもかしこも高級な油をつかっているわけではないし、飲食店で働いたこともあるけれど、美味しいと言われている店でも裏ではひどいものを使っているという現実もあった。

 

ただ一体何が悪くて何が良いのかなんて、そして悪いものを食べていたら死ぬとか、良いものを食べていたら生き続けるとか言ってもさ、最終的には死ぬし。

 

それよりもあれが悪いとかこれが悪いとか気を使いすぎてストレスが溜まる方がよっぽど体に悪いんじゃないのかと、今さっき買ってきた油を返品しに行こうかどうか迷いながら思っている。そしてそのストレスが、ここ最近の中では激しく大きなストレスだなあと思って、アホらしくなってきた。

 

金に物を言わさずに完璧な食材を手に入れられるようなブルジョワジーな生活を送っているわけではないから、使って即死するような食用油じゃなければ別にいいかなあとも思っちゃうけれど、でもやっぱり明日返品してこようかなあ。

 

昨今の日本は、使って即死するに等しい食品がスーパーに売っていてもおかしくないような状態だとも言える。

 

近所に人殺しのクラウンが日常的に出没するって言われたらコワいけれど、近所のスーパーに食べたら死ぬ食品が売ってるってほうがよっぽどコワい話だ。

 

さて、きょうはとりあえず、わずかに残っているオリーブオイルを使おう。

 

というわけで最後に、おかしなストレスを紛らわせるために制作した『イット』のファンアートを掲載して、もう今日は考えるのをやめよう。

 

真実ってなんだ。

 

買ってきた遺伝子組み換え原料の食用油、風船に付けて空に飛ばそうかな。

 

 

 

 

カネゲン 圧搾一番しぼり国産なたねサラダ油 910g
 
カネゲン 純正菜種油 1360g

カネゲン 純正菜種油 1360g

 

 

月白貉