ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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衝撃の“ウサギ”と“シマウマ”、セドリック・ニコラス=トロイアンの短編作品『CARROT VS NINJA』と『CAN’T YOU SEE ME?』。

フランス出身の映画監督であり視覚効果アーティストのセドリック・ニコラス=トロイアン(Cedric Nicolas-Troyan)の制作した短編作品をとりあげてみたい。

 

ちなみに彼は、現在『ゴースト・イン・ザ・シェル』(Ghost in the Shell)が話題となっているルパート・サンダース(Rupert Sanders)が監督した2012年公開のアメリカ映画『スノーホワイト』で視覚効果を担当しており、同年の第85回アカデミー賞において視覚効果賞にノミネートされている。

 

また2016年公開の『スノーホワイト/氷の王国』(The Huntsman: Winter's War)で、自身初となる長編作品の監督も務めている。

 

 

さて、そんな彼の作品を今回は2つ取り上げてみたい。

 

まずひとつめは『Carrot vs Ninja』という作品。

 

内容としては、一見するとアメリカのカートゥーン・アニメーションのような趣を持っているのだが・・・、まあ興味のある方はご覧いただきたい。タイトル通り、“キャロット対ニンジャ”の物語である。

 

 

さてもうひとつは、『Can’t you see me?』という作品。

 

Can’t you see me?

image source : Can't you see me?

 

これは元々はCM製作の為のテストとして、お休みの日曜日に、自宅で妻と息子を出演者として制作した実験的な作品だということである。

 

興味のある方はぜひご覧いただきたい。だた、もしこちらの作品を観る場合には、興味がなくても先に前述の『Carrot vs Ninja』を鑑賞後にご覧になったほうが、より楽しめるのではないのかと、老婆心ながら付け加えておく。

 

どちらも短い作品ながら、ギュッと旨味の詰まった短編映画である。

 

 

 

 

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月白貉 - Mujina Tsukishiro