ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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NETFLIX最新作、サイバーパンク的能力の解放を描く『iBOY』、青年の脳内にはスマートフォンの欠片が。

先日某都市伝説番組で、人間の脳内への特殊なチップ埋め込みが現在急ピッチで進行しつつあるという話をしていた。

 

ずいぶん昔からSF映画やSF小説で描かれているように、人間はいずれ肉体と精神という枠組みを解き放ち、何らかの人為的な進化形態として異形の存在へと変化してゆく時代が来るのかもしれない。

 

というわけで今回取り上げるのは、お馴染みNETFLIXが放つ最新作、アダム・ランドール(Adam Randall)監督による『iBoy』という作品である。

 

iBoy

image source : iBoy (2017) - IMDb

 

主演は『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(X-Men: First Class)でマグニートーことエリック・レーンシャーの若年期を演じていたイギリス人俳優のビル・ミルナー(Bill Milner)、そして彼女の恋人役として『ゲーム・オブ・スローンズ』(Game of Thrones)のアリア・スターク役として脚光を浴びているメイジー・ウィリアムズ(Maisie Williams)も出演している。

 

あらすじはというと、ギャングに襲われた主人公が最終的に頭を銃で撃たれ、その際に使用していたスマートフォンの欠片が飛び散り脳内に残存してしまうのだが、昏睡状態から目覚めた彼はその欠片に起因する特殊な能力を手に入れていたというもの。

 

人間の脳の解放、あるいは潜在能力の解放は想像を遥かに超えた力を生み出すという話はよく耳にするが、果たして。

 

というわけで、予告編が公開されているので、スマートフォンと脳の関係について興味が湧いた方は、ぜひご覧いただきたい。ちなみに英国および米国では2017年1月27日公開予定とのこと。

 

 

 

 

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月白貉