ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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だって喧嘩もしたけどさ、一つ目小僧はいつだって一つ目だからゴメンナサイ日記。

きょう、大いに喧嘩をしちゃった。

 

でも、もう仲直りした。

 

昔、「村上春樹に質問しよう」みたいな企画があって、一般から応募した彼に対する質問と、その質問への村上春樹の回答がまとめられている冊子か書籍かを読んだ覚えがある。

 

その中に、とあるひとりの男性からの「妻と喧嘩をした時に、たとえ妻が悪くても自分が先に謝るべきでしょうか?」というような内容の質問があって、村上春樹はその質問にこう回答していた。

 

「あたりまえでしょ。」

 

その時ぼくは、その回答に、そしてその短い言葉にひどく納得して、それ以後出来る限りそういう人間であろうと努めてはいるが、オコリンボのぼくは、時としてそんな当たり前の行動を忘れがちである・・・。

 

怒ってごめんね、ぼくが悪かったよ。 だからもう仲直りして、逢魔が時に一つ目小僧を捕まえて焼いたり煮たりして、二人で美味しく食べようね。

 

だって喧嘩もしたけどさ、一つ目小僧はいつだって一つ目だからゴメンナサイ日記。

 

 

 

以下には、恐い日記もあるよ。

 

恐怖日記: パラノーマルなニオイの謎と、本当は恐いパラノイア臭の関係性。

恐怖日記クローゼットにはヒトオトシサマがいる、本当は恐い忘れられたフォークロア。

恐怖日記風呂場から聞こえる不可思議な音が、本当は恐いヤミゴラの入り口な可能性。 

恐怖日記: 空間の温度変化で、そこに何かがいることを知る。

 


月白貉