ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

follow us in feedly

物置にいる白い布をかぶった恐怖、デヴィッド・F・サンドバーグ監督の『ATTIC PANIC』。

スウェーデンの映画監督、デヴィッド・F・サンドバーグ(David F. Sandberg)をご存知だろうか。

 

2013年、まだ無名だった彼が、短編ホラー映画チャレンジ企画「Who's There Film Challenge」のために制作し投稿した作品『Lights Out』は瞬く間に話題を呼び、『ソウ』(Saw)や『インシディアス』(Insidious)、そして『死霊館』(The Conjuring)などで知られるジェームズ・ワンの目に止まったその作品は、彼のプロデュースで同名の長編作品『ライト/オフ』(Lights Out)として映画化され、2016年に公開されるに至った。

 

そして同じくジェームズ・ワンのプロデュースにより『アナベル 死霊館の人形』(Annabelle)の続編で監督として抜擢された他、その後に製作を予定している前述の『ライト/オフ』の続編でも監督を務めることが決まっているそうである。

 

元になっている短編作品『Lights Out』は、現在YouTubeでも公開されているため、すでに鑑賞したことのある方も多いのではないのかと思う。ちなみに以下がその本編である。

 

 

そんな彼の別の短編作品を取り上げてみたい。タイトルは『Attic Panic』。

 

ATTIC PANIC

image source : ponysmasher - YouTube

 

『Lights Out』と同様に、日常生活の中に潜む何気ないけれど凄まじい恐怖を描いている。細かい描写が非常にコワい。こちらも本編が公開されている。

 

あたりまえのことであるが、ホラー映画は真夜中にひとりで観るのが、オススメだと思う。

 

では、どうぞ。

 

 

 

 

映画: 南米エペクエン廃墟の恐怖、ルチアーノ・オネッティ最新作『Los Olvidados / What the Waters Left Behind』。

TVドラマ『ツイン・ピークス』ファンアート計画、街の入口が例の異世界になりつつある風景。

映画アルプス山奥の健康施設に隠された不気味な謎、ゴア・ヴァービンスキー監督の最新作『A CURE FOR WELLNESS』。

映画: クリストファー・ロイドが演じる連続殺人鬼、『I AM NOT A SERIAL KILLER』で描かれる正気と狂気のカオス。

アニメーション: ママの彼氏はバードマン、優しくも不気味なアニメーション作品『Chez moi』に漂う混沌。

TVドラマ『ツイン・ピークス』のオープニングに、例の3人が立っている風景。

TVドラマNETFLIX最新作『THE OA』、行方不明の7年間に一体何が起こったのか?

 

 

月白貉