ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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『エイリアン: コヴナント』の新型ゼノモーフ写真公開、クリーピーなリトルグレイっぽい。

いま個人的に最も注目している映画のひとつは、やはり、『エイリアン』(Alien)シリーズの最新作、『プロメテウス』(Prometheus)に次ぐ、リドリー・スコットの『エイリアン: コヴナント』(Alien: Covenant)だと言える。

 

先日、BBC2において、マイケル・ファスベンダーがハイブリッドの新型ゼノモーフ(Xenomorph)について言及していたことが話題になっているし、オーストラリアやらニュージーランドでの撮影風景の写真なんかもちらほらインターネット上にアップされているようである。

 

そんな折、ついに新型のゼノモーフとかフェイスハガーとか、さらにあのエッグの写真が公開されたらしい。ファズベンダーがうっかり喋っちゃったから、もう公開しちゃえってことになったのだろうか。

 

まずは例のスペース・ジョッキー(Space Jockey)の操縦室のようなシーン。

 

『エイリアン: コヴナント』(Alien: Covenant)

image source : So, Is It Any Good?

 

そしてエッグ、開いているのもある。こうやって明るいところで見ると『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』(The Little Shop of Horrors)っぽい。

 

『エイリアン: コヴナント』(Alien: Covenant)

image source : So, Is It Any Good?

 

そしてご存知、みんな大好きフェイスハガー、ちょっといままでのものよりデカい気がする。左端に写っているのが人間の頭蓋骨だとすると相当でかい。対人間ではなくもっとデカい生物を宿主にするんだろうか。

 

『エイリアン: コヴナント』(Alien: Covenant)

image source : So, Is It Any Good?

 

そしてこれが噂のハイブリッドな新型ゼノモーフ、前作の『プロメテウス』(Prometheus)の最後に出てきたチビッコもいるが、メインで写っている数体はまだ幼体のようである。ちょっとクリーピーなリトルグレイっぽい。いままでの作品中には、幼体ってチェストバスターくらいしか登場していないんじゃなかったかな。『コヴナント』ではゼノモーフの成長段階が描かれるのだろうか。そして、右端の顔だけのものはどうやら成体らしい。ちょっとガン飛ばして「テメエこの野郎!」みたいな顔している。

 

『エイリアン: コヴナント』(Alien: Covenant)

image source : So, Is It Any Good?

 

まあ今までの『エイリアン』シリーズと前作である『プロメテウス』から察することのできるような写真なので、そんなに度肝を抜かれるわけではないが、なかなか興味深い。

 

公開は2017年8月4日ということなので、まだちょっと時間がある。しかしそろそろ、予告編的なものも出てくるかもね。

 

ただ映画って、予告編とかこういう事前情報抜きで本編にぶち当たったほうが数段興奮するとは思うけれど、ついつい見たくなるのが人間の性・・・。

 

 

 

 

 

月白貉