ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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シュワちゃん主演の『コマンドー』が、フジの月9でTVドラマ化決定。

アーノルド・シュワルツェネッガーと聞くと、何を思い浮かべるだろうか。

 

ぼくは、そうだなあ、映画で言えば『ターミネーター』(The Terminator)と言いたいところだけれど、個人的にはやはり、しっかりと主役を務めている『コナン・ザ・グレート』(Conan the Barbarian)とか、『コマンドー』(Commando)、『ゴリラ』(Raw Deal)、『プレデター』(Predator)、『バトルランナー』(The Running Man)、『レッドブル』(Red Heat)あたりの80年代のアクション映画時代のシュワルツェネッガーがすごく好きである。

 

The Running Man

 

ちなみに日本では、シュワちゃんという炭酸飲料的な愛称で呼ばれることが多いが、あれは御存知の通り、淀川長治による命名である。

 

淀川長治シュワちゃんが大のお気に入りだったらしく、日曜洋画劇場シュワちゃんの映画が放送される度に、いつもの解説よりも37倍くらいはハイテンションだった記憶がある。来日したシュワちゃんと一緒に映っている映像では、「筋肉がすごい!筋肉が触りたい!」と言って、やたらとボディタッチをしたりハグしたりしていたような気がするし、満面の笑みで「今度一緒にお風呂入りましょう言うて、約束しましたねえ!」などという、なかなか壮大な発言をしていたことが懐かしい。

 

さて、そのシュワルツェネッガーの代表作である、アクション映画の名作『コマンドー』が、なんと80年代風の日本のトレンディドラマとして、フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ、いわゆる「月9」での放送が決定している!

 

シャワちゃん主演の『コマンドー』が、フジの月9でTVドラマ化決定。

 

はい、嘘です。

 

嘘なんだけれど、そういうことを想定したドラマのオープニング風、あるは予告編風パロディを見つけたので、ご紹介したい。なにはともあれ、ご覧いただきたい。

 

 

キャッチコピーは「たった一人の第三次大戦」、物騒なコピーであるが、 メイトリクスとベネットとシンディによる恋の三角関係な予感である。カービー将軍は、おそらくメイトリクスの恋の相談役となる上司であろう。

 

そしてジェニー、メイトリクスはシンディには隠しているが、前妻との間に娘がいるのだな、それがドラマを複雑にしてゆくという王道パターンだと予測する。

 

そして、メイトリクスとベネットの、シンディを巡ってのいざこざ乱闘シーンや、初期の仮面ライダーばりの激しい爆破アクションも見どころらしい。

 

個人的にはグリーンベレーのクックがどんなユーモアで笑いを誘ってくれるのかが、気になるところである。

 

これ、本当にドラマ化されたら、視聴率70%くらい楽勝ではないかと、個人的には感じる。

 

どうですか、フジテレビジョン

 

まあそんなわけで、久しぶりに『コマンドー』が観たくなったよ。

 

 

 

 

 

月白貉