ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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耳なしコールセンター

きょう、とある申し込みのために受付のコールセンターに電話をしたのだが、

 

「おまえ、ふざけてるんじゃないだろうな!」

 

というくらい、人の言うことを間違って復唱する担当者だった。

 

耳なしコールセンター

 

念のため書いておくが、ぼくの滑舌や発音は一定のレベル以上には、はっきりしていると思う。住所を言っても間違って復唱するし、ひどいことに名前を言っても間違って復唱する。そして間違え方がちょっとの聞き間違いのレベルを超えていて、それを一度ではなく、二度三度間違うのだ。

 

まあなんとか怒ることなく声を荒げることもなく、我慢して何度も何度も、より滑舌よく、よりはっきりと言いなおしたのだが、

 

挙げ句の果てには、こちらが訂正するごとに明らかにイラついた雰囲気を醸し出す始末。ちゃんと聞き取れないなら、そこで働く能力値としてまったく成り立たないだろ、やめてしまえ。

 

ほんとうに腹が立った。何がいちばん腹が立ったかというと、

 

「はっ??なんですか??」

 

って何度も言われたことに腹が立った。

 

それはこっちの台詞だ。

 

 

 

「伝説」はなぜ生まれたか

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月白貉