ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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肉々の日 - きみぼくめし

一年ほど前の夕ごはん、おそらくこの日は肉が食べたかったのだろう。

 

近所で煮込み用の牛スネ肉を半額で買ってきて(あるいは狩ってきて)、それを薄めにスライスしてステーキにしてみる。

 

シンプルに塩と胡椒のみだが、保険のためにバルサミコをベースにした手製のソースも用意する。

 

あまり肉だけでは体によくないとの配慮から、サラダやらスープも付け加える。

 

料理とは素材を活かしたシンプルかつ大胆なものに、結局は行き着いてしまう。如何に素材が大切かということだろうなあ。

 

開高健曰く、「料理の精髄は単純と誠実にある。物そのものの味を生かすこと。物そのものに語らせることにある。」

 

きみぼくめし - 肉々の日 -

 

牛スネ肉のステーキ、きゅうりと水菜のサラダ、根菜と椎茸のトマトスープ、バゲット、もちろん赤ワインは欠かせない。

 

 

 

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オーパ! (集英社文庫 122-A)

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月白貉