映画
ぼくは映画がそれなりに好きである。 それでまあ本来映画といえば映画館の大きなスクリーンで観てこそなのだけれど、毎日毎日映画館に足を運ぶわけにも行かないし、DVDやBlu-rayで持っている映画ソフトを何度も何度も観たい派なので、小さなモニタで観る機会…
アメリカのSFおよびホラー作家ダン・シモンズ(Dan Simmons)による小説『ザ・テラー 極北の恐怖』(The Terror)が、米国AMCの連続ドラマシリーズとして来年2018年3月26日から放送が予定されている。 ザ・テラー―極北の恐怖〈上〉 (ハヤカワ文庫NV) 作者: …
木城ゆきとによるSF漫画作品『銃夢』が、ジェームズ・キャメロン(James Francis Cameron)製作と脚本、そしてロバート・ロドリゲス(Robert Anthony Rodriguez)監督によってハリウッドで実写化されるようである。 銃夢(1) 作者: 木城ゆきと 出版社/メー…
1984年に公開されたジョー・ダンテ(Joseph Domenick "Joe" Dante Junior)監督による『グレムリン』(Gremlins)、そして1990年に公開された同監督による続編『グレムリン2 新・種・誕・生』(Gremlins 2: The New Batch)に引き続くグレムリン・フランチャ…
今年2017年7月16日に惜しまれながらこの世を去ってしまったゾンビ映画王ジョージ・A・ロメロ(George Andrew Romero)監督の初期ゾンビ三部作のひとつ、『死霊のえじき』(Day of the Dead)のセカンドリメイクが近日公開されるという話題は、当ウェブログで…
2017年も残すところあとわずかとなり、なんだか知らないけれどこの時期になると、町中の至る所に変な飾りに塗れたモミの木が生えたり、赤いコートを身に纏ってズタ袋を引きずりデカイ鹿のような動物を散歩させている白ひげの老人を見かけるようになる。 俗に…
映画をチョイスする際に、あなたはどんな基準をもっているだろうか? ぼくはと言えば、えっとねえ、まあいろいろあるけれど、大きな要素だと監督とか、原作の小説なり漫画なり、あるいは同様のインスパイア元があって且つそのベースに興味がある作品とか、ホ…
人間の肉眼では見えないけれど、カメラやビデオカメラには撮影されてしまう存在があるということをよく見たり聞いたりするけれど、実際に自分がそういうものを撮影した経験がないので、正直半信半疑ではある。 まあつまり俗に言う心霊写真とか心霊動画なんて…
デンマークの童話作家であり詩人ハンス・クリスチャン・アンデルセン(Hans Christian Andersen)の物語を読んだことがある方は多いに違いない。 『親指姫』(Tommelise)、『人魚姫』(Den lille Havfrue)、『裸の王様』(Kejserens nye klæder)、『みに…
ニール・ブロムカンプ(Neill Blomkamp)監督率いるオーツ・スタジオ(Oats Studios)が放つSF作品『アダム(原題:ADAM)』のエピソード3が遂に公開された。 ADAM Episode 3 is out now. What would you do, to be saved.... https://t.co/O3EJ0eEm2Q pic.t…
SF映画の中には、現在よりも文明がさらに発展を遂げた近未来を描いたものが数多く存在するが、その対極としてのポスト・アポカリプス、つまり文明社会が崩壊した後の世界を描いているものもまた数多く存在する。 まあ作品によってはこの両軸を内包しているケ…
2017年もそろそろ暮れゆこうとしている昨今であるが、皆さんはいかがお過ごしだろうか。 近年、大凡一般的な概念としての時間軸的感覚が希薄となりつつぼくではあるのだが、この2017年という時間の中での大きな出来事として、ジョージ・A・ロメロ(George An…
世に蔓延る都市伝説の中には、俗に“やってはいけない”とか“やると必ず死ぬ”とか言われている儀式が多く存在するけれども、みなさんはそのひとつでもやってみたことがあるだろうか? 古いもので言えば例えば、「コックリさん」とか、「トイレの花子さん」とか…
誰かを好きになる切っ掛けとして、その人の顔の造形ってものが結構大きな要素になることは、当然のこととしてあると思う。 もちろん、見かけだけがすべてではないけれど、初対面でまず最初に飛び込んでくる相手の情報っていうのは、そのヴィジュアル的な要素…
「子供の頃に戻りたいなあ。」って思うこと、あるでしょ? ぼくは大抵毎日、日に三回は思っているし、なんだったら戻るまでもなく、ある意味ではけっこう今でも子供のままかもしれないけれど・・・。 ただ本質的には、子供の頃に完全なる楽園に暮らしていた…
「ディス・マン」(This Man)と呼ばれる謎の男の存在をご存じの方は多いと思う。 2006年、米国ニューヨークで、とある精神病院に通っていた女性患者が、「自分の夢の中に奇妙な同じ男が繰り返し出てくる」と、担当の精神科医に訴えた。ちなみにその女性患者…
南アフリカ共和国出身の映画監督ニール・ブロムカンプ(Neill Blomkamp)率いるインディペンデントの映画制作集団「オーツ・スタジオ(Oats Studios)」から、再び新たな短編作品が公開された。 作品のタイトルは『グダニスク』(原題:Gdansk)、あるいは『…
ずい分前のことだが、ぼくはほんの短い間だけバンドのボーカルを務めたことがある。 とは言え、それまでバンド経験などまったくなかったぼくが参加したバンドメンバーの中には半ばプロのような人も混じっており、皆ぼくより一回りくらい年上だったということ…
「火薬陰謀事件」(Gunpowder Plot)という歴史上の出来事をご存知だろうか? 正直、ぼくもそれほど詳しくは知らないのだが、これは1605年のイングランドにおける政府転覆未遂事件であり、イングランド国教会優遇政策の下で弾圧されていたカトリック教徒の中…
世の中には、一部の特権階級、つまり権力者とか金持ちが通い詰める秘密クラブがあって、そこでは純粋な娯楽としての拷問や殺人が楽しまれている、という話をよく映画や小説で目にする。 つまりその一方で、言わばその娯楽の道具として掻き集められている人間…
「If they can't hear you, they can't hunt you.」というキャッチコピーを引っさげた、最新ホラー作品を取り上げてみたい。 このコピーの意味だが、「音が聞こえなければなあ、おめえ、あいつらに狩られることはねえズラよ。」とでもいうことであろう。 ジ…
ザ・ロック(The Rock)ことドウェイン・ジョンソン(Dwayne Johnson)主演、そしてブラッド・ペイトン(Brad Peyton)監督による映画『ランペイジ(原題:Rampage)』の予告編映像がついに初公開された。 TRAILER TOMORROW. #RampageMovie pic.twitter.com/…
1986年に米国でリリースされたアーケードビデオゲーム『ランペイジ(原題Rampage)』が、ザ・ロック(The Rock)あるいは“ロック様”ことドウェイン・ジョンソン(Dwayne Johnson) 主演で実写映画化されるという話はずいぶん前から話題になっていたのだが、…
ヴァンパイア愛好家のぼくがこよなく愛する一本のヴァンパイア映画が存在する。 米国マスター・オブ・ホラーの一人として名を轟かせるトム・ホランド(Tom Holland)監督による名作『フライトナイト』(Fright Night)である。 フライトナイト [Blu-ray] 出…
ニール・ブロムカンプ(Neill Blomkamp)率いるオーツ・スタジオ(Oats Studios)から新たな短編作品の予告編映像が公開されている。 今回の作品のタイトルは『リマ(原題:Lima)』。 オーツ・スタジオ制作による一連の地名をタイトルとする作品の流れから…
著名な映画監督の中には、自身の手がけた作品すべてに、その監督の代名詞だとも言えるような、異常なまでの色濃い特徴的な作風が滲み出てしまっている人物がいる。 例えばぼくの知る中で言えば、デヴィッド・リンチ(David Keith Lynch)だったり、ウェス・…
ずっと前からやってみたいと思っていることがある。 自分のくだらない、何の変哲もない一日の生活をポートレイト的に綴った映像作品を制作するということである。 嘘のないありのままの本当の生活でなければ面白くも、あるはつまらなくさえもなくなるので、…
例えば世界が崩壊してしまって、人類がほとんど死に絶えて、地上の空気も汚染されて、もしそんな場所で自分が、数少ない人間の生き残りとして生きてゆかなければならなくなったら、っていう妄想を頻繁にすることがある。 人生に疲れているのだろうか・・・。…
つい先日、日本でも劇場公開に至ったデヴィッド・F・サンドバーグ(David F. Sandberg)監督による『アナベル 死霊人形の誕生』(Annabelle: Creation)。 Evil meets its maker.Behind the scenes with #AnnabelleCreation director @ponysmasher. #tbt pic…
気付けばこの数日、ウェブログの記事にゾンビ映画のことばかり綴っている。 当ウェブログは決して、ゾンビに特化したゾンビログ(Zombielog)、あるいはゾンブログ(Zomblog)ではないのであるが、たまたまこの時期に巷にはゾンビ映画の話題が多いのであろう…