ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

follow us in feedly

2018-02-15から1日間の記事一覧

黒色の噂

この町に何か邪悪なものが潜んでいるという噂は、私が小学生の頃から、いや、おそらくはもっとずっとずっと昔から囁かれている。 その噂は、インターネットの検索では一切探すことは出来ないし、もしあなたが町の誰かにあえて聞こうと思っても直接的かつ具体…