ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2017-09-09から1日間の記事一覧

聾のもの

朝七時にたっぷり過ぎる朝食を摂り、食後の洗い物を済ませてから洗濯機の中に汗にまみれた衣服を叩き込み、洗濯を開始する。轟々と唸りを上げる洗濯機の音と窓の外から流れ込んでこんでくる初秋の涼やかな風がやけに相性良く感じるのは、巨大な滝壺にいる感…