ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2017-09-02から1日間の記事一覧

2017年夏を締め括る、本当に恐いヨーグルトなブルガリア日記。

昨晩、いつもと同じように台所の窓を開け放って夕食の準備をしていたのだけれど、やけに風が涼しかった。いや、涼しいのを通り越してちょっと寒いくらいであった。水道の水がぬるま湯に感じてしまうくらいに体が冷え切ってしまった。 ただ冷たかったのは風で…

英国ロンドンの地下に潜む未知の恐怖、イータン・アルッシ監督『クリプト(原題:CRYPT)』

「地下」という言葉を聞いてあなたがまず思い浮かべる光景は、どんなものだろうか? 一般的には地下というと、光の届かない暗く冷たいイメージが先行すると思う。地下室だったり、地下鉄だったり、地下墓地だったり、あるいは地下洞窟だったり。 ただ一方で…