ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2017-07-16から1日間の記事一覧

入江の沖にある、本当はコワい岩礁の話。

「なあバアちゃん、あの入江、今でもまだ地元の人は寄り付かんのか?」 「そりゃ寄り付かんだろうなあ。あんなおぞい場所には誰も行きたがらんだろう。」 お盆シーズンの混雑を避けるために少し早めの夏休みを取った私は、墓参りを兼ねて父方の祖母が暮らす…