ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2017-07-04から1日間の記事一覧

神社脇の池にいる、本当はコワい緑色の物理学者。

2017年7月4日午前3時52分、グズグズと爛れたような湿気を帯びた夏の夜はまだ明けていなかった。 昨日、久しぶりに再会した同郷の友人と午後の早い時間から酒を飲みはじめた私は、気が付くと自宅の玄関先に突っ伏していて、妻が私の体を激しく揺さぶっていた…