ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

follow us in feedly

2016-06-21から1日間の記事一覧

ヒメコナカブリツルタケ(Amanita farinosa)- 松江城マッシュルームマップ -

日本では小さいものに対して「姫(ヒメ)」という接頭語を付ける場合がある。 例えば、ヒメリンゴだったりヒメユリだったりヒメキュウリだったり、あとはなんだろうか、よくよく考えるとあまり思い出せないのは、普段あまり使わないからであろうか。 辞書に…

青空クリシュナムルティ

菌類を探して雑木林を歩く。 より周囲に目を凝らすために立ち止まったり、菌類を見つけて立ち止まったりするたびに、蚊の大群が金属製の笛のような羽音を鳴らしながら押し寄せ、体に集り、肌にしがみつき、皮膚に鋭い針を突き刺し、血を吸い、後に毒を残す。…