ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2015-12-04から1日間の記事一覧

幼脈

彼が眠ってしまうと、ぼくはキッチンで夕飯の支度に取りかかる。 今日の献立の予定を頭の中に思い浮かべ、まずは冷蔵庫をあさりながら料理のイメージを膨らませてゆく。 豚バラスライスともやしと、そのほか冷蔵庫に残った野菜を使って何か炒めものを作ろう…