ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2015-12-03から1日間の記事一覧

葉脈

かつてぼくには、とてもとても背の高い、やさしいともだちがいました。 でもそのともだちはある日、巨大なノコギリのような機械で、腰のあたりをギリギリと切られて、たくさんあった大きな腕もハリハリと切り落とされて、その背の高い体と、たくさんの大きな…