ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2015-10-17から1日間の記事一覧

ムラサキシメジ(Lepista nuda)- 松江城マッシュルームマップ

スーパーマーケットにゆくと一年中きのこが売られている。 よく見かける種類はだいたい五種から六種ほどであろうか、シイタケ、シメジ、エリンギ、ナメコ、エノキタケ、マイタケ。 地域や時期によっては、マツタケやヒラタケなどその他のものが出回っている…

対岸 - パラケルススの庭

『対岸』 友だちと葡萄酒をしこたま飲んで酔っ払って、その勢いで真夜中の湖に繰り出した。 真っ暗闇の湖の向こうに、ぼんやりとした光がちらついているのが見えた。「対岸に灯りが付いているね、これだったらあそこまで泳いでゆけるさ。」と背後から聞こえ…