ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2015-08-27から1日間の記事一覧

キツネノハナガサ(Leucocoprinus fragilissimus)- 松江城マッシュルームマップ -

雨上がりに可憐で透明感のある花が咲いているなあと思って顔を近付けてみると、それはきのこだった。 というわけで今回のハンティングきのこは、「キツネノハナガサ」である。 ハラタケ科キヌカラカサタケ属のきのこで、学名を「Leucocoprinus fragilissimus…

ヘビキノコモドキ(Amanita spissacea)- 松江城マッシュルームマップ

ある文献に、「毒茸の下には毒蛇が棲む」という中国の故事があると書かれている。 松江城内で一番目にするきのこには「蛇」という名前が付いているが、同時にその「牴牾」でもある。ちなみにそのきのこはなかなかの猛毒らしいので、毒なんだか蛇なんだか牴牾…