ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

follow us in feedly

2015-06-24から1日間の記事一覧

見知らぬタイムマシン

久しぶりに見知らぬ街を歩く一日を過ごす。 古いというよりも、時の経ちすぎた抜け殻のようになってしまった残骸商店街や、裏路地に連なる朽ちかけた墓標のような住宅の群れを通り抜けると、物悲しくなりつつも何か心地のよい風に吹かれるような気持ちになる…