ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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2015-06-10から1日間の記事一覧

『漂流教室』を読んで思ったこと - 3月11日の記憶 其の一

2011年3月11日、東日本を震源とする大きな地震が起きた時、ぼくは東京のどまんなかにある高層ビルの20階で働いていた。 免震構造がなされた高層ビルは、その地震で凄まじい揺れ方をした。 ぼくの座っていた小さなタイヤの付いた椅子が、ぼくを乗せたまま縦横…