ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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地獄と最悪がそこにある、ジョン・カーペンターを彷彿とさせる新たな恐怖神話『THE VOID』。

2016年のファンタスティック映画祭で注目を集めた、ジェレミー・ギレスピ(Jeremy Gillespie)とスティーブン・コスタンスキ(Steven Kostanski)の共同監督による『The Void』の衝撃的な予告編がついに公開された。

 

この作品は1970年代の近代的なスプラッターホラーの美的姿勢と、1980年代から90年代前半のクリーチャー映画における特殊効果を大いに汲み込み練り込んで創造した新たな恐怖神話だということである。

 

ジョン・カーペンターへの血みどろトリビュートだ!」とも評されているらしい。

 

当然ポスター・ヴィジュアルにおいても、70年代80年代を彷彿とさせるクラシカルなものに仕上げられている。

 

The Void

image source : THE VOID

 

The Void

image source : THE VOID

 

さてその物語は、パトロール中の警察官ダニエル・カーターが、道路で血を流した男を発見し地元の病院へ連れてゆくのだが・・・、それが恐怖のはじまりになる、という「でしょうね。」と言ってしまうようなまさにな筋書きらしいが。

 

いずれにせよ、70年代80年代のホラー映画に育まれたぼくにとっては、完全に見逃せない作品であることは間違いなく、ワクワクしすぎて失禁の挙句に失神である。

 

では最後に、その予告編をぜひぜひご覧いただきたい。英国での公開は2017年3月31日、そしてアメリカでは2017年4月7日とのこと、日本は、日本はいつなのさ!?

 

 

 

 

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月白貉