ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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木城ゆきと原作『銃夢』がハリウッドで実写映画化、ジェームズ・キャメロン製作・脚本、そしてロバート・ロドリゲス監督『アリタ:バトル・エンジェル(原題:Alita: Battle Angel)』

木城ゆきとによるSF漫画作品『銃夢』が、ジェームズ・キャメロン(James Francis Cameron)製作と脚本、そしてロバート・ロドリゲス(Robert Anthony Rodriguez)監督によってハリウッドで実写化されるようである。

 

銃夢(1)

銃夢(1)

 
銃夢(2)

銃夢(2)

 

 

ちなみにぼくは『銃夢』をまったく読んだことがないので、正直「ふ〜ん」という感じだが、ジェームズ・キャメロンロバート・ロドリゲスのタッグという部分がちょっと気になったので、今回はその話題に触れてみたい。

 

実写版のタイトルは原題の『銃夢』ではなく、『アリタ:バトル・エンジェル(原題:Alita: Battle Angel)』というものらしい。

 

 

このアリタというのはどうやら原作内の仮想現実システム「ウロボロス」の中での主人公ガリィに付けられた名前だそうだが、ぼくは読んでいないので詳細はよくわからない。この主人公ガリィは元の名前を陽子といい、火星を発祥とする伝説の格闘技術「機甲術」(パンツァークンスト)の使い手という設定だそうである。火星と聞くと、原作を読んでいないぼくとしては、なんとなく寺沢武一の漫画作品『コブラ』に登場するアーマロイド・レディを勝手に想像してしまう。女性型アーマロイドであるレディのボディは確か、ライブ・メタルという古代火星文明の遺物を応用した超技術によリ生成された超合金で出来ているという設定だったはずで、格闘に関してもけっこう強かったという記憶があるが、がっつりハマって読んでいたのは小学生の頃であり、最近はまったく読み返していないので定かではない。

 

コブラ』に関しては漫画も好きだったがアニメーションも好きだった。特にコブラの声を松崎しげるがやっていた劇場版『SPACE ADVENTURE コブラ』は好きだったなあ。

 

コブラ スペースパイレート Blu-ray BOX

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さて、話を戻そう。

 

本作品のあらすじについてはおそらく原作をベースにしていると思うが、何度も言うようにぼくは原作を読んでいないのでね・・・。

 

出演者であるが、サイバネティクス・ドクターのイド役にクリストフ・ヴァルツ(Christoph Waltz)、そして原作には登場しないようだが、OVAオリジナルキャラクターとして登場するのチレン役として、なんとジェニファー・コネリー(Jennifer Connelly)が出演している。

 

また、ベクター役にマハーシャラ・アリ(Mahershala Ali)、ザパン役にエド・スクライン(Ed Skrein)、何役か不明だがジャッキー・アール・ヘイリー(Jackie Earle Haley)も出演しているようである。

 

そしてフルGCで登場する本作品の主人公アリタ役を、ローサ・サラザール(Rosa Salazar)が演じている。

 

余談だが、ロバート・ロドリゲスって個人的には、『エル・マリアッチ』(El Mariachi)とか『デスペラード』(Desperado)とか、あとは『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(From Dusk Till Dawn)あたりの初期作品はすっごく好きだったんだけれど、『パラサイト』(The Faculty)を観た時に「あれっ・・・」と思い出してから、以降の作品をほとんど観ていない。それでも、彼の色が濃ゆく出ていそうな『シン・シティ』(Sin City)とか『プラネット・テラー in グラインドハウス』(Planet Terror)なんかは観たけれど、ちょっとなあというまま、現在に至るのである。

 

割と最近の監督作品である『マチェーテ』(Machete)なんかは結構いいと思うけれどね。

 

でもたぶんだが、今回のようなCGIとかフル活用しちゃった作品には、向いていないんじゃないのかなあというのが、ちょっとした危惧ではある。まあ本編を観てみないとわからんけれど。

 

というわけで、『銃夢』愛好家の方がこの作品をどう捉えているのかは定かではないが、最後に予告編映像を取り上げておくので、興味のある方はぜひご覧いただきたい。

 

米国公開は2018年7月20日とのこと。

 

 

 

 

銃夢(1)

銃夢(1)

 
銃夢(2)

銃夢(2)

 

 

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