ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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魔術とブラックユーモアとロマンチックな愛に溢れた人狼譚、ライナル・サルネ監督『ノーヴェンバー(原題:November)』

昨年2017年度のトライベッカ映画祭において、インターナショナル・ナラティヴ・コンペティション部門での最優秀撮影賞を受賞したライナル・サルネ(Rainer Sarnet)監督による『ノーヴェンバー(原題:November)』という作品の話題を取り上げたい。

 

 

ちなみに同映画祭で受賞の対象となったのは撮影監督のマート・タニエル(Mart Taniel)であり、2017年度の同部門の審査員を務めたのは、俳優のウィレム・デフォー(Willem Dafoe)、ピーター・フォンダ(Peter Fonda)、アレッサンドロ・ニヴォラ(Alessandro Nivola)、英国の女優ルース・ウィルソン(Ruth Wilson)、女優であり雑誌ライターでもあるタヴィ・ゲヴィンソン(Tavi Gevinson)となっている。

 

さて作品の話に戻すと、本作品はエストニアの作家アンドラス・キビラーク(AndrusKivirähk)による小説『レへパップ(原題:Rehepapp)』に基づいて製作されており、その物語は19世紀のとあるエストニアの村が舞台とされているようである。

 

その村ではペストが蔓延し、幽霊や人狼が歩き回り、更に悪魔までもが跋扈しているという、ダークなファンタジー作品らしいのだが・・・。

 

というわけで、ちょっと説明は短いが、本作品の予告編が公開されているので、興味のある方は是非にもご覧いただきたい。

 

 

 

 

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