ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲が自らの感覚で日本を歩きまわって見聞を広めたように、故郷を離れて旅を続けるぼくが、ぼくの感覚でその土地を歩き回って、見たり聞いたり嗅いだり触ったりした、ぼくの見聞録です。

『ハウルの動く城』実写版!?イタリアの衣装デザイナーによるハウルとソフィーのコスプレが美しい!

イタリアの衣装デザイナー、メイクアップ・アーティスト、そしてグラフィック・デザイナーとして活躍するマヌエル・ド・アンドレア(Manuel D'Andrea)は、自身の類まれなるスキルを活かし、自ら制作した衣装とメイク技術を駆使して、ハイレベルなコスプレイヤーとしても活動している。ちなみにアンドレアがコスプレに目覚めたのは2011年からだという。

 

今回は、そんなアンドレアの洗練されたコスプレの中でも個人的に衝撃を受けた作品をご紹介したい。

 

それはアンドレアと85歳になる彼の祖母との共演による、宮﨑駿監督のスタジオジブリ作品『ハウルの動く城』(Howl's Moving Castle)のコスプレなのである。

 

関連記事スタジオジブリ作品の北米版Blu-rayは、本国だと1500円くらいだしジャケットもかっこいい。

 

アンドレアは物語の主役である魔法使いのハウル、そして祖母はもちろん、もうひとりの主役、荒地の魔女の呪いで90歳の老婆の姿に変えられてしまったソフィー・ハッターのコスプレをしている。

 

 

正に実写版『ハウルの動く城』と言える出来栄えであり、そしてその衣装やメイクも去ることながら、自身の祖母を巻き込んでいる辺りに感動すら覚える。日本でも『ハウルの動く城』のコスプレをしているコスプレイヤーは多いかもしれないが、ここまでのクオリティーのものが果たしてあるだろうか。

 

さらにコスプレ写真の撮影だけには留まらず、祖母と一緒にコミック-コンにも参加しているのが素晴らしい。

 

 

コスプレと言うと、日本ではどちらかと言えばオタク・カルチャーのイメージが強いが、欧米では古くからハロウィンなどにおける仮装の文化が根付いているため、コスプレというものに対しても、誰でも気軽に楽しめる仮装という考え方が定着している。高齢の祖母との共演という発想も、比較的生み出されやすい土壌があるのかもしれない。

 

それにしてもおばあちゃん、孫との素敵なコスプレ・デートが味わえて嬉しいだろうなあ。冥土の土産だろうなあ。はるか遠く日本の端から見ていても、非常に心温まる素晴らしいコスプレだと感じる。

 

 

ではせっかくなので、アンドレアのその他のコスプレにも少しだけ触れておこう。

 

クリス・バック(Chris Buck)とジェニファー・リー(Jennifer Michelle Lee)の共同監督によるディズニー・アニメ『アナと雪の女王』(Frozen)からエルサ(Queen Elsa of Arendelle)のコスプレ。アニメーションに登場しそうな顔立ちを有するアンドレアは、アニメの中でも特に女性キャラクターをモチーフにしたコスプレに比較的力を注いでいるように思える。

 

 

ロン・クレメンツ(Ron Clements)とジョン・マスカー(John Musker)の共同監督による『モアナと伝説の海』(Moana)からモアナ・ワイアリキ(Moana Waialiki)のコスプレもある。

 

 

トミー・ウィルコラ(Tommy Wirkola)監督の『ヘンゼル & グレーテル』(Hansel and Gretel: Witch Hunters)から魔女ミュリエルのコスプレ。

 

 

メイクの工程はこんな感じ。

 

 

というわけで、この他にもアンドレアのFacebookインスタグラムでは、アニメーションからファンタジー映画まで、実に様々なコスプレ写真が楽しめるので、興味のある方はぜひ訪れてみて頂きたい。

 

こういうのを見ていると、自分もコスプレやってみたくなるんだよなあ...。

 

というわけで最後に、前述のミュリエルのメイクアップ動画をご覧いただきたい。

 

 

 

 

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