ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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ジャンルを知らずに観たほうがいいよ、ギレルモ・カルボネル監督『ザ・プレイグ(原題:THE PLAGUE)』

さて、冒頭のタイトルからして、今回取り上げるのがどんなジャンルの作品かということを言ってしまうと、圧倒的に楽しみが削ぎ落とされてしまうと思ったので、本編を鑑賞するまでジャンルの詳細は伏せさせていただく。

 

実は最初はジャンルを大声で叫ぶタイトルにしたのだが、その後、ジャンルを言うべきかどうか非常に迷った挙句に、やめることにした。

 

ぼく個人としては、ジャンルを知りつつ鑑賞したのだが、そのまったく新たな概念にちょっと衝撃を受けた。でも知らないで観たほうが、「モアベターよ!」と思った次第でね。

 

取り上げる作品は、ギレルモ・カルボネル(Guillermo Carbonell)監督による『ラ・ペステ(原題:LA PESTE)』、英題『ザ・プレイグ(原題:THE PLAGUE)』である。

 

 

タイトルの意味は、字の如く「ペスト」、つまり伝染病ということ、このあたりでうっすらジャンルが想像出来てしまうかもしれないが・・・。

 

さて、本作品の概要であるが、主人公の女性がとある真夜中に物音で目を覚ますと、看護施設にいるはずの彼女の年老いた父親が家に帰ってきている姿を発見するのだが・・・、という物語になっている。

 

主人公の女性役にガブリエラ・フレイレ(Gabriela Freire)、そしてラファエル・ソリヴォーダ(Rafael Soliwoda)、ウォルター・レイ(Walter Rey)などが出演している。

 

 

 

ちなみに本作品で音楽を担当しているのは、 なんとリブート版『死霊のはらわた』(Evil Dead)や『ドント・ブリーズ』(Don't Breathe)で監督を担っているフェデ・アルバレス(Fede Alvarez)なのである。

 

 

アルバレス監督はウルグアイ出身の新星であり、無名だった彼を一躍有名にしたのが、自主制作でYouTubeに公開したSF作品『アタケ・デ・パニコ(原題:Ataque de Pánico!)』、英題『パニック・アタック(原題:Panic Attack!)』であることは、ご存知の方もいるかもしれない。

 

今回の本題となる短編作品の前に、まずは前菜として『アタケ・デ・パニコ』の本編を取り上げておく。興味のある方はご覧いただきたい。

 

 

というわけで最後に、今回の本題となる『ラ・ペステ』の本編をぜひご覧いただきたい。

 

あなたはこのジャンルをどんな風に捉えるだろうか。

 

 

 

 

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