ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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13日ではない金曜日の、ノーマル日記。

きょうは朝食を食べるタイミングを逃してしまった。

 

ここ数年、基本的には昼食を食べない生活をしているので、朝食を逃すと夜まで何も食べないことになる。つまり約20時間くらいは、何も口にしないので、お腹が空いちゃう。

 

まあお腹が空いたら勝手に、たこ焼きでもアルフォートでも、なんでも適当に食べればいいのだが、間食というものがまず嫌いであり、どうもそういう、自分の決めた習慣を捻じ曲げるのも嫌いな質であり、百歩譲ってちょっと夕食を豪華に食べようかと目論んではいるが。豪華って言ったってたかが知れているけれど。

 

昨日体重を測ったら、人生史上最軽量になっていた。

 

昔はかなりハードな運動をしたり、禁酒をしたりして、必死で体重を落としていた時期があったが、今は特に何もしていないのに、なんでこんなに体重が減っているのだろうと、ふと怪訝に思う。ダイエットという意識ではなくやっていることは、前述の昼食抜きと、日々の軽いジョギングほどである。毎日酒もガブガブ飲むし、食事制限なども一切していない。

 

けれどなぜか、数年前に比べて10キロは落ちている。

 

わかりやすく昼食を抜くという行為が影響しているのかもしれないが、定かではない。

 

苦もなく体重が落ちて快適な心持ちではあるが、そろそろ死ぬのかもしれない。

 

さっき道端ですれ違った人が脇腹をおさえてやけにおかしな歩き方をしていたので、気になって横目でチラチラ見たら、白いシャツの手でおさえている部分が赤黒く湿っていて、その手にも赤黒い液体がたっぷり付着していた。

 

「あっ・・・!」と思ったけれど、その人は足早にどこかに歩いていってしまった。

 

ふと目にした光景で、それについて勝手な想像は大いにつくのだが、実際の状況に関してはまったくわからないってことが、日常にはたくさんある。

 

勝手な想像だと、何かしらの理由で脇腹から出血しているのか!と思ったが、他にも色々考えられる。絵の具をこぼしたとか、誰かの返り血を浴びたとか、脇腹から赤黒い汗をかくという特殊体質の人だとか。

 

あるいはもし出血の線が濃厚だとしても、なんで昼の日中に脇腹なんかから出血して道を歩いているんだろうとか。誰かに刃物で刺されたとか、躓いて転んで倒れた拍子に街路樹の枝に脇腹を突き刺したとか、ウィルス性の伝染病の症状だとか、フランクバスターの仕業だとか、ふざけて自分で脇腹をパンチしたら想像を超えるパンチ力だったとか。

 

もしかすると、あれは生身の人間じゃなかったのかもしれないという筋もある。ぼくまこれまで一度も幽霊なんてものは見たことがないと自覚しているが、実はすでに見ているけれど気が付いていないだけなのかもしれない。だとすれば、あれは脇腹から血を流した幽霊だったのかもしれない。

 

★今日の疑問

 

その一:なんで体重がへってるの?

その二:脇腹が赤黒く濡れていた人はどうしたの?

その三:宇宙人はいるの?

 

それでは皆様、キンキンに冷えた金曜日、今日も適当にご自愛下さいませ。

 

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月白貉