ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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おつかれのドライマティーニと、アシダカグモ中学日記。

今日はいろいろあって、疲れ果てちゃった。

 

まあいつも疲れ果ててるから、普段と変わらないと言えば、変わらない。つまり普段である。

 

部屋にアシダカグモの中型のがいて、たぶん人間で言うと中学生くらいで、まだゴルフボールくらいでかわいい。

 

かわいいし、たぶんチャタテムシを食べてるっぽいから(本当に食べてるかどうかは知らんが)、ちょっと頼もしい。

 

でも、床においてあるバックパックの陰とか、座布団の下とか、すぐに物陰に隠れるので、いちいちビックリする。そして下手したら踏ん付けてしまう可能性もあるので、ちょっと気が気でない。

 

去年の夏に、ベランダに干していた座布団の裏に大型の大人の掌ほどのアシダカグモが隠れていて、座布団を取り込む際に間違って握ってしまい、ちょっと噛まれてチクチクした。そのアシダカグモはぼくの手を噛んでから、腕をものすごいスピードで肩まで駆け上がり、スパイダーマンの如きジャンプを見せて、ベランダにある排水口に消えていった。

 

今部屋にいる中型のアシダカグモを見るたびに、あの日のことを思い出す。

 

このアシダカグモが体長2メートルに成長する日が、きっとくるだろう。そうしたら名前を付けてやろう。名前をつけて背中に乗って、街に繰り出そう。たぶん時速200キロくらいで走るはずである。

 

なんて名前にしようかなあ。

 

よし、名前を決めた、名前は「ドライマティーニ」!

 

ドライマティーニ飲みたいけど、家にはジンもベルモットもない。あるのはアシダカグモとオリーブだけである。

 

おつかれのドライマティーニ、アシダカグモ中学日記。

 

 

 

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ボンベイ・サファイア 750ml

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月白貉