ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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太陽が沈む前にビールが昇る、風が気持ちよい空色刹那とガラクタ・タイムマシン日記。

きょうは朝ごはんに、ワサビをサンドした蒲鉾とキャラブキと壬生菜の漬物と目玉焼きとタケノコの味噌汁と白米を食べて、ちょっとだけこなさねばいけない文章を書いて、それから掃除をガッツリして洗濯をして、すべて終わって窓を開け放ったらさ。

 

風がなんて気持ちよい日なんだろう。

 

風が気持ちよいってことほど、幸せなことはない。

 

幸せとは物質的な何かを手に入れることでも、精神的に安定することでもなく、あたりまえに世界に気持ちよい風が吹いていることだろうと思う。

 

だからもう気持ちよい風を感じたから、明日死んでもいいだろう。

 

明日はもっと風が気持ちよいかもしれないけれど、それはそれ。そういうことは上を上を慾るようなことではないだろう。

 

今がよければ、それでいいだろう。多くの人々は先のことばかり考えすぎる。明日は明日にならなければまだ存在しないのに。昨日も明日もなく、この刹那しか存在しないのに。

 

明日のことなんて、家電としてのタイムマシンが普及してから考えればいいだろう。

 

さて、太陽が沈む前にビールでも飲みたいなあ。

 

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月白貉