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ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲が自らの感覚で日本を歩きまわって見聞を広めたように、故郷を離れて旅を続けるぼくが、ぼくの感覚でその土地を歩き回って、見たり聞いたり嗅いだり触ったりした、ぼくの見聞録です。

水棲生物たちのレジスタンスを描く『THE INCIDENT AT TOWER 37』、悔い改めなければいずれ人間は滅びるだろうよ。

映画

例の原発事故の影響で、関東の地下水が圧倒的に汚染されているという話を、具体的な内容を踏まえて耳にした。ずい分前から言われていることではある。そして、つまりそれは飲水の汚染にも当然繋がってくるわけで、人々の体に大きな影響を与える。もちろん人間だけではなく、自然に甚大な影響を与えているということになる。

 

関東のストロンチウム絡みの話である。

 

その情報の正確性は、ぼく自身が調べたわけではないのでわからないが、日本では不都合な事実が報道されない場合が多すぎるし、多くの情報が異常なほど操作されている。

 

海外のジャーナリストから言わせれば、日本が原発事故以降に何も考えを変えない姿勢は、まさに“SF”だと。それに関しては同意見である、行く末が本当に怖ろしい。SFどころかホラーだと感じる、SFホラーだよ。

 

先頃、英国の「エコノミスト」などで東京特派員を務めるアイルランド人ジャーナリストのデイヴィッド・マクニール(David Mcneill)と、米国の「タイム」などに寄稿するアメリカ人ジャーナリストのルーシー・バーミンガム(Lucy Birmingham)の著作による『雨ニモマケズ: 外国人記者が伝えた東日本大震災』という本が出版された。

 

雨ニモマケズ: 外国人記者が伝えた東日本大震災

雨ニモマケズ: 外国人記者が伝えた東日本大震災

 
Strong in the Rain: Surviving Japan's Earthquake, Tsunami, and Fukushima Nuclear Disaster

Strong in the Rain: Surviving Japan's Earthquake, Tsunami, and Fukushima Nuclear Disaster

 

 

そしてルーシー・バーミンガムは、「週プレ外国人記者クラブ」のインタビューで以下の様なことを述べている。

 

あれだけの大地震に加え、原発事故という未曾有の悲劇を経験しながら、今の日本が震災前と同じようなエネルギー戦略の下で原発再稼働を進めていることです。私は、あの原発事故を経験したことによって、日本でももっと代替エネルギー再生可能エネルギーへのシフトが進むと思っていたのですが、現実にはそうならなかった。これは大きな驚きでした。他の国が同じような事故を経験したら、少なくとも今後のエネルギー政策について、抜本的な見直しをするのは当然のことだと思います。

 

というわけで、原発問題に関しては個人的にも様々な思いがあるのだが、それはまた別の機会に譲らせていただいて、今回は環境破壊に関連した短編作品を取り上げてみたい。

 

米国マサチューセッツ州ノーサンプトンを拠点に活動する、クリス・ペリー(Chris Perry)監督による『The Incident at Tower 37』である。

 

ちなみに監督は同地のハンプシャーカレッジで教鞭もとっているらしい。

 

タイトルは“タワー37の事件”とでもいう意味かな、とある場所の採水施設での出来事を描いたCGアニメーション作品である。

 

『The Incident at Tower 37

image source : The Incident at Tower 37

 

人間が世界を、そして地球を破壊し続けていることを、他の生物はどんな風に思っているのだろうか。興味のある方はぜひご覧いただきたい。たぶん心に、なにか小さな痛みのある火が灯るに違いない。

 

 

 

 

雨ニモマケズ: 外国人記者が伝えた東日本大震災

雨ニモマケズ: 外国人記者が伝えた東日本大震災

 
Strong in the Rain: Surviving Japan's Earthquake, Tsunami, and Fukushima Nuclear Disaster

Strong in the Rain: Surviving Japan's Earthquake, Tsunami, and Fukushima Nuclear Disaster

 

 

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月白貉

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