あの名作ゲーム『悪魔城ドラキュラ』がNETFLIX限定でアニメになって蘇る、タイトルは『キャッスルヴァニア』だけどね。
ここ数年はめっきり“テレビゲーム”などというものをやらなくなってしまったが、ファミコン全盛期を駆け抜けたぼくにとってのゲームといえば、やはりあの8ビットの時代に勝るものはないと、いまでも時々懐かしく思い出す。
というわけで、今回はちょっとゲームに絡む話題を取り上げたい。
かのディスクシステムの名作『悪魔城ドラキュラ』が、NETFLIXのアニメシリーズとして製作されているという話題はご存じの方も多いかもしれない。
日本の制作ではなくアメリカで制作されているので、タイトルはもちろん欧米でのゲームタイトルである『Castlevania』(キャッスルヴァニア)となっている。
製作プロデューサーはアディ・シャンカル(Adi Shankar)、そして製作スタジオはフレドレター・スタジオ(Frederator Studios)だということで、シーズン1は全4話で1話あたりが30分、全部でちょうど長編映画1本分くらいの尺になるということだね。
そしてアディ・シャンカルのFacebookでは、ついにそのポスター・ヴィジュアルが公開されて話題を呼んでいる。
image source: https://www.facebook.com/theadishankarbrand/
『悪魔城ドラキュラ』といえば、“やればやるほどディスクシステム”の時代を生きた人にとってはお馴染みのコナミによる名作ゲームであり、中世ヨーロッパのトランシルヴァニア地方を舞台として、例のヴァンパイア・ハンター、シモン・ベルモントが鞭を振り回したり、聖水をぶち撒けたりする最高におもしろい作品である。
当時としてはなかなか難易度の高いゲームだった記憶があるが、ぼくは何度となくやり込み、果ては全面クリアのタイムトライアルにチャレンジしていた覚えがある。
ちなみに今はディスクシステムもファミコンすらも遠い昔に手放しているので、かつてのディスクシステム用のソフトはもう手元にはないのだが、ずいぶん前にリバイバルとして発売された「ファミコンミニ29 ディスクシステムセレクション」のソフトで買いなおした『悪魔城ドラキュラ』は今でも大切に仕舞ってある。リバイバル当時に久しぶりにプレイしてみたが、あの難関のドラキュラの変形型までもあっさり倒せるほど、手の感覚として当時のコントロールを覚えていたことに我ながら驚いたものである。
ゲームの中ボスには、ホラー界の名立たるモンスターが登場したり、あのドラキュラ城のゴシックなグラフィックや、印象的な音楽がぼくは最高に好きだった。
というわけで、いったいどんなアニメーションになるのかなあと、往年の『悪魔城ドラキュラ』愛好家でありヴァンパイア愛好家としては非常に気になっている今日この頃である。
では最後に、『悪魔城ドラキュラ』のメインテーマをバンジョーで弾き鳴らすクールな動画でお開きとしたい。この曲、懐かしすぎて気絶するよ。
映画:テッド・レヴィン出演、兄の死に直面した少女が抱える悪夢『DIG TWO GRAVES』。
写真:恐怖は常に私たちの傍にある、ホラー写真家ジョシュア・ホフィンの描き出す美しき恐怖世界。
映画:ピエロ騒動の発端のひとつになっていたピエロホラー映画『GAGS』、続編も製作中。
映画:ハリウッド映画のプロモーションは集合写真で決まりだね、『エイリアン: コヴェナント』とか『ハン・ソロ・ストーリー』とか『ザ・プレデター』とか。
映画:サメのいる海に檻に入って潜るレジャーはいろいろ危険でしょ、ヨハンズ・ロバーツ監督の『47 METERS DOWN』。
映画:悪魔祓いで尼僧を殺害し投獄された司祭、実話に基づく悪魔映画『THE CRUCIFIXION』。
映画:暗殺任務に失敗し、砂漠で孤立したひとりのスナイパー『MINE』。
月白貉