ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲が自らの感覚で日本を歩きまわって見聞を広めたように、故郷を離れて旅を続けるぼくが、ぼくの感覚でその土地を歩き回って、見たり聞いたり嗅いだり触ったりした、ぼくの見聞録です。

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明
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世界にたった二人だけになってしまった未来を描くSF映画『BOKEH』、その時あなたは何を見つめるべきなのか。

この世界から自分以外のすべての人間がいなくなってしまったらいいのになあ、って思ったこと、たぶん誰しも一度はあるはず。

 

当然ぼくもあるし、ちょくちょく考える。ドラえもんの“もしもボックス”で試してみたいこと、まっさきにそれだよね。

 

でも実際にもしそんなことが起こって、世界にたった一人になったら、まあ一週間や一ヶ月くらいなら、なんて素晴らしい世界だろうって思うかもしれないけれど、現実的にはその後にとんでもない恐怖がやってくるかもしれない。

 

ひとりだけで生きていかなきゃいけない世界なんて、いったい何のためにここにいるんだろうっていう強い思いにかられるかもしれないし、例えば一人ぽっちじゃなくてさ、愛する人と二人だったとしても、それは同じことかもしれない。

 

まあ、ありえない話だけれど、今後の未来でまったく起こり得ないかと言えば、まったくではないかもしれないもんね。

 

今回取り上げるのは、そんな未来を描いた作品、ジェフリー・オースヴァイン(Geoffrey Orthwein)とアンドリュー・サリヴァン(Andrew Sullivan)の監督による『Bokeh』である。

 

Bokeh

image source : Bokeh

 

アイスランドに旅行中のアメリカ人カップル、彼らがある朝旅行先のホテルで目を覚ますと、世界から自分たち二人以外のすべての人々が消えてしまっていた・・・という物語。

 

このタイトルの『Bokeh』というのは、写真の焦点が合っていない部分のこと。日本語でもそれを「ボケ」と言うけれど、英語の方の意味は、厳密には失敗による“ピンボケ”のことではなく、あえてぼやけた領域を創り出すことで美しさを強調する手法のことをそう呼ぶ。

 

この映画ではおそらく、人生の中で自分たちが今何に焦点を合わせていて、何をボケさせているのか、そして圧倒的に世界が変わってしまった時に、その選択肢にどんな変化が生まれてくるのかということ、いったい何をボケさせればいいのかということを描いているのかもしれない。

 

というわけで、2017年3月24日に劇場とVODで公開を予定している本作品の予告編、世界にたった一人になりたい暇人の方は、ぜひご覧いただきたい。予告編の中で、もしそういう状況になったらぜったいそれやるよねっていうシーンが出てきて、心躍りつつもなにか切なくなったよ・・・、なかなか見応えのある予告編です。

 

 

 

 

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