純愛だけどロリータ・コンプレックスなリュック・ベッソンの名作『レオン』、続編作ったらいいのになあ。
昨日の夜、お酒を飲みながらリュック・ベッソンの『レオン』(Léon、The Professional)を観返したので、暇つぶしに『レオン』アートを制作してみた。
ぼくは公開当時に映画館で鑑賞したのだが、日本公開時のキャッチコピー「凶暴な純愛」ってのはいまいちだと、個人的には思う。
だって凶暴なのはゲイリー・オールドマンが演じている麻薬取締局のノーマン・スタンスフィールドであって、ジャン・レノが演じているレオン・モンタナはまったくもって凶暴じゃないものなあ。ナタリー・ポートマンが演じているマチルダ・ランドーも凶暴じゃないし。
作品に関して言えば、「ロリータ・コンプレックス」だと言われるリュック・ベッソンの趣味が色濃く発揮されているけれども、そこが本作品のいいところであり、名作には間違いない。
しかしリュック・ベッソンは、本作品以降、まあ『フィフス・エレメント』(Le Cinquième élément、The Fifth Element)はまだいいと思うけれど、まったく迷走しているような気がするが・・・、最新作の壮大なSFも果たしておもしろいのかなあ。なんかもっと原点に戻った作品を作ったらいいのにと強く思う。
なんだったら、「レオンは生きていたんだよ!」っていう続編を作ったらいいのにと思う今日この頃である。だってジャン・レノもなかなか老け込んできてかっこよくなってるしさ。生きていたレオンがダニー・アイエロが演じていたトニーの立場になって仕切っててさ、マチルダに依頼を出しているっていう続きのお話とかさ。
とまあそんなわけで、最後にちょっとだけ『レオン』アートを動かしてみたので、興味のある方はご覧ください、ちょっとしか動いてないけどね。
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月白貉