クリストファー・ロイドが演じる連続殺人鬼、『I AM NOT A SERIAL KILLER』で描かれる正気と狂気のカオス。
たまたま見かけた予告編がすっごく気になったので、今回はその映画の話題を取り上げてみたい。
作品のタイトルは『I Am Not a Serial Killer』(アイ・アム・ノット・ア・シリアル・キラー)、2016年9月に公開されたアイルランド/イギリスの映画である。
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監督は『エイリアン・パンデミック』(Isolation)や『シンティラ・プロジェクト』(Scintilla)のビリー・オブライエン(Billy O'Brien)。
出演は、今年でなんと78歳になるという『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(Back to the Future)でお馴染みのクリストファー・ロイド(Christopher Lloyd)、『かいじゅうたちのいるところ』(Where the Wild Things Are)でマックスを演じていたマックス・レコーズ(Max Records)、そして『タイタス』(Titus)でアンソニー・ホプキンス演じるタイタスの娘ラヴィニアを演じていたローラ・フレイザー(Laura Fraser)である。
そして本作品の原作となっているのは、アメリカのホラー&SF作家ダン・ウェールズ(Dan Wells)の同名小説、2009年に発表された『I Am Not a Serial Killer』。
アメリカ中西部のミネソタ州、その小さな街に暮らす15歳の少年ジョン・ウェイン・クリーバー(John Wayne Cleaver)は、カウンセラーからソシオパス、つまり社会病質者であると診断を受けている。彼の母親は葬儀屋を経営しており、彼は幼い頃から同施設の上で生活しているのだが、その影響なのか死体に異常な関心を持っている。さらには殺人、特に連続殺人犯というものにも大いなる興味を抱いている・・・。
そんなある日、彼の住む街で謎の連続殺人事件が発生し、その死体が葬儀屋に運ばれてくるのだが、なんとその死体からは内臓の一部が欠落していることがわかる。当然彼はそのことに関して強い興味を示す、いったい誰がこんなことをしているのだろうと。
その後彼はついに、その犯行現場を目撃することになり、犯人を知ることになるのだが・・・、という物語。
まあこう書いてしまうと、よくありがちな連続殺人鬼とかサイコパスを扱った映画のようにも思えるのだが、予告編を観る限りでは、どうやらその様子にただならない雰囲気が醸し出されている。非常にピリピリとしたモヤモヤとした恐ろしさを含んでいて、個人的にはワクワクしてしまう。
というわけで、興味のある方はぜひご覧いただきたい。
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