ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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ママの彼氏はバードマン、優しくも不気味なアニメーション作品『Chez moi』に漂う混沌。

子供の頃、自分の目に映っていた世界って、すっごく混沌としていたはず。でも大人になるとそういうことをなぜか忘れてしまいがち。ぼく自身はけっこうそういうことを引きずったまま生きている気がするけれど、皆さんはいかがだろうか?

 

というわけで、今回は不思議な魅力を持つアニメーション作品を取り上げてみたい。

 

フランスのパリに拠点を置き、アニメーターやディレクターとして様々な作品の制作を手掛けている映像作家Phuong Mai Nguyen(プオン・マイ・グエン)の紡ぎ出した作品。

 

タイトルは『Chez moi』(シェ・モア)、つまり『私の家』って意味、ストーリーラインからすると『ぼくの家』って感じかな。

 

主人公はまだまだ幼い少年でお母さんと二人暮らし。そんなある日、突然、彼のお母さんがボーイフレンドを家に連れて帰ってくる。けれどそれは人間じゃなくて、鳥人間・・・、というお話。

 

Chez moi

image source : Phuong Mai Nguyen on Vimeo

 

なかなかファンタジーではあるのだが、観ていると次第に・・・。

 

興味がある方はぜひにもご覧いただきたい。いろいろな意味でとても魅力的な作品だと、ぼくはそう感じた。そしてすごく女性的な作品でもあると思う。

 

では、どうぞ。

 

 

 

 

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月白貉