映画のワンシーンを日常の風景に合成する、ポップカルチャーな写真アートのすゝめ。
「Instagram」というソーシャルメディアな写真共有アプリケーションが登場してからずいぶんと経つが、現在そのInstagram上では多種多様な写真アート作品が展開されている。
ぼく自身も数年前まではあるコンセプのもとで写真作品を展開しており、写真の投稿数2000枚近くに及んだのだが、いまはすっかり休止してしまっている。
というわけで、今回はそんなInstagramの写真アート作品の中から話題を取り上げてみたい。
スマートフォン、特にiPhoneの画面に映し出された大衆文化の象徴的なキャラクターやシーンを、日常生活の中の風景と融合させた写真作品を、Instagram上で時々見かけることがある。説明がなかなか難しいので、まずは見てもらうのが早いであろう。
『ビーバスとバットヘッド』(Beavis and Butt-Head)の融合、つまりこういうことである。
この作品はイスラエルのテルアビブに拠点を置く写真家でありアーティストのヤハブ・ドレイジン(Yahav Draizin)さんの作品。
まずは彼の作品の中から気になったものをいくつか取り上げてみたいと思う。
ブライアン・デ・パルマの『ミッション・インポッシブル』(Mission:Impossible)、なかなか斬新、こういうのはアイデア勝負だね。
ジョン・G・アヴィルドセンの『ベスト・キッド』(The Moment of Truth / The Karate Kid)、夕日の具合までしっかりマッチしてる。
ロバート・ゼメキスの『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(Back to the Future)、もうちょっと完璧に組み合わさっていればという惜しい作品だが、でもおもしろい。
image source : https://www.instagram.com/yahavd/
彼の作品は他にもたくさんあるので、気になる方は以下のアカウントでチェックしてみて頂きたい。
ヤハブ・ドレイジンさんのInstagram:https://www.instagram.com/yahavd/
さてもうひとり、同じようなコンセプトでInstagramに作品を投稿している人物をご紹介しよう。
フランスのノルマンディに拠点を置き、フランス語と歴史の教師をしているフランソワ・ドゥーレンさん(François Dourlen)さんも、同じコンセプトの写真アートをInstagram上で展開している。
『ストリートファイターII』(Street Fighter II)の動き付きタイプ、これちょっとおもしろいね。
リチャード・ドナーの『スーパーマン』(Superman)、線路っていうのはこのアートには最適の素材なようである。
J・J・エイブラムスの『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(Star Wars: The Force Awakens)、これは比較的カンタンに真似できそう!
クエンティン・タランティーノの『パルプ・フィクション』(Pulp Fiction)、個人的にはこれが一番好きである。
image source : https://www.instagram.com/francoisdourlen/
フランソワ・ドゥーレンさんの作品も、以下のアカウントでたくさん堪能することが出来る。お暇な時にでも、ぜひどうぞ。
フランソワ・ドゥーレンさんのInstagram:https://www.instagram.com/francoisdourlen/
というわけで、これもしかしたら見てるよりも自分でやった方が数倍楽しいかもね。ぜひ皆さんもチャレンジしてみてはいかがだろうか。
よし、ぼくもやってみようっと。
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月白貉