ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲が自らの感覚で日本を歩きまわって見聞を広めたように、故郷を離れて旅を続けるぼくが、ぼくの感覚でその土地を歩き回って、見たり聞いたり嗅いだり触ったりした、ぼくの見聞録です。

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ニューヨークの街角に残る古き良きニュース・スタンドの姿、『NYC Newsstands』

米国ニューヨークに在住のブラジル人デザイナーであり写真家、ネイ・ヴァレント(Nei Valente)さんの写真プロジェクト『NYC Newsstands』がおもしろい。

 

『NYC Newsstands』とは、ニューヨークの街角にあるニュース・スタンド。

 

日本でニュース・スタンドと言ってもあまりピンとこないけれど、まあ駅の売店とか、キオスクみたいなものかな。つまりは新聞スタンドである。

 

1950年にはニューヨークの街中に1500を超えるニュース・スタンドがあったらしいのだが、近年、ニュースがデジタルデバイスで配信されるようになり、それに伴い印刷メディアの販売が減少したため、ニュース・スタンドの存在にも大きな影響を与えているようである。今日ではその数は大幅に減り、300ほどだという。

 

そして2016年現在、ニュース・スタンドの所有者とそこでの労働者は主にインドなどからの移民がほとんどだという。

 

彼はそんなニューヨークのニュース・スタンドの写真を撮り続けているのである。

 

その写真のいくつかを取り上げてみたい。

 

 

 

 

 

東京にあるキオスクを被写体に、もしかしたら同じようなことをしている人はいるかもしれないけれど、流石にここまでの個性はキオスクにはないはずだから、こんなにおもしろい作品にはならないんじゃないのかな。 

 

というわけで、 この他にもたくさんある個性豊かなニュース・スタンドが気になった方は、以下のオフィシャルなウェブサイトへどうぞ。

 

Nei Valente

 

1986年1月、ニューヨーク・タイムズ紙は、当時のニューヨークで212のニュース・スタンドの店舗を管理していたインド人の移民、ボーネッシュ・カプーア(Bhawnesh Kapoor)とその兄弟のことを記事として掲載したらしい。

 

写真を見る限りでは、その流れが今でも続いているように見えるね、興味深い。

 

 

 

 

月白貉