ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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ドナルド・トランプが操縦する巨大ロボトランプが、メキシコ国境で大暴れしている短編映画『M.A.M.O.N.』。

ドナルド・トランプが次期アメリカ合衆国大統領に当選してから数日が経つ。

 

当然、現在進行形で世界中がザワザワと大騒ぎをしている。

 

そんな折、メキシコとの国境に作られた巨大な壁周辺に、ドナルド・トランプ本人が操縦する巨大メカトランプあるいは巨大ロボトランプが出現して、アメリカ側からメキシコ側へ移民を投げ飛ばしながら大暴れをしているという衝撃のショートフィルムが公開された。

 

 

M.A.M.O.N.

image source : wecanfxit - YouTube

 

監督はエール・ダミアーニ(Ale Damiani)、そしてタイトルは『M.A.M.O.N.』、これは「Monitor Against Mexicans Over Nationwide」の略だそうである、全米のメキシコ人を監視しているということかな。

 

そしてこのタイトルはどうやらメキシコのスラングである「mamón」にも掛けられているようである。意味合いはと言えば、“sucker”とか、“cocksucker”とか、“douchebag”とか、“fuck-knuckle”とか、“clown-shoes”とか、あるいは“Donald Trump”とか・・・、赤ちゃんのおしゃぶりを指すこともあるとか。

 

というわけで、以下にその本編をご紹介する。

 

 

すごいクオリティー、そしてジョーク満載。

 

ルチャリブレ(lucha libre)、マリアッチ(mariachi)、チャップリンコロラド(chapulín colorado)などなど様々なメキシコ要素も存分に詰め込まれているし、トランプを倒すべく天から登場の巨大ロボマリアからはケツァルコアトル(quetzalcoatl)的な鶏が・・・。

 

ちなみにこの短編映画の製作サイドからのメッセージとしては、

 

「Our mission is to change the world using our geeky weapons: cinematography, visual effects and CGI. Our motto: Making the world a better place, one pixel at a time.」

 

私たちの使命は、ギークな武器である映画、視覚効果、CGIを使って世界を変えることであり、私たちのモットーは1度に1ピクセルずつ、世界をより良いものにするってことかな。

 

なるほどね、すごい。

 

というわけで、このウェブログにはドナルド・トランプのネタもまだ少しだけ埋もれているので、以下にその一部をご紹介しておく、暇だったらお読みいただきたい。

 

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月白貉