『GHOST IN THE SHELL』(攻殻機動隊)の新たなるティザー公開、押井守版アニメと同様のシーンが登場。
2017年3月31日公開予定、ルパート・サンダースが監督を務める映画『Ghost in the shell』(攻殻機動隊)の新たなるティザーが公開された。
この短いティザーはどうやら11月13日以降に公開されるティザー本編に先駆けての公開になっているらしいのだが・・・。
ティザーの内容は、観ていただいてわかるように、1995年に公開された押井守監督によるアニメーション版の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』に登場する有名なワンシーンをそのまま実写化したようなシーンである。
image source : Paramount Pictures - YouTube
先駆けて公開されているティザー群にも、同様に上記のアニメーション版をそのまま実写化したかのようなシーンも見受けられるのだが、一方ではまったく違ったシチュエーションのシーンもあり、加えてこの実写版の登場キャラクターには、押井守のアニメーション版には登場しなかったキャラクターも顔を連ねている。
例えばアニメーション版の完全なる実写化であるならば話はわかるのだが、かっこいい要素だけをつなぎ合わせたツギハギのような映画になってやしないのかと、個人的には密かに不安を募らせる。以前のティザーについては、以下の記事に詳しいので参照していただきたい。
関連記事:これマジで大丈夫なのか!?『攻殻機動隊』実写版、混迷のティザーついに公開! - 『Ghost In The Shell』 - - ぼくと、むじなと、ラフカディオ。
キャストに関しても単なる話題性だけに特化したようなものになっている風も見受けられるし、ちょこちょこと少しずつティザーでかっこいいシーンだけほのめかす辺り、実は本編はとんでもない駄作になっているのではないのかと、危ぶんでいる方は多いのではないのかと思う。ぼくもそのひとりである。
image source : Paramount Pictures - YouTube
押井守版の『攻殻機動隊』関連のアニメーション群のクオリティーが大いに高い中、あのアニメーションをそのまま実写に取り込んでしまうのは、ある部分では大きなリクスなのではないのかと感じる。もし完璧な演出がなされているのなら話は別であるが・・・。
さて、11月13日以降、例えば2分とか3分の尺の予告編が公開されたとして、ひっくり返って飲んでいるドクターペッパーを吐き出さないようなものであることを願いたい。
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