ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲が自らの感覚で日本を歩きまわって見聞を広めたように、故郷を離れて旅を続けるぼくが、ぼくの感覚でその土地を歩き回って、見たり聞いたり嗅いだり触ったりした、ぼくの見聞録です。

カブトムシじゃなくてホタルだった、世の中には知らないことがたくさんある話。

たまたま見つけた奇妙な昆虫の動画を取り上げて、「trilobite beetle」という名前だけで三葉虫的なカブトムシかと思っていたら、サンヨウベニボタルというホタルの仲間だったらしい・・・。

 

関連記事過去に2回しか発見されていないサンヨウベニボタルが、シンガポールで発見される。

 

すでに読んでしまった方、知っている人も多かったのではないかと思うのだが、カブトムシではないそうです・・・、カブトムシには見えないなあと思ったが・・・、失礼いたしました。

 

というわけで、自らの反省と勉強も兼ねて、再度ここに詳細を取り上げてみたい。

 

この昆虫の名前は見ての通り、あの化石でも有名な海の生物、三葉虫に由来するものらしい。しかし、この昆虫が地球に登場したのは、三葉虫が絶滅してから2億年後の、今から4700万年ほど前のことだという。

 

Meet a Bizarre and Rare Beetle You’ve Never Seen Before | National Geographic

image source: Meet a Bizarre and Rare Beetle You’ve Never Seen Before | National Geographic - YouTube

 

そして今回発見されたものは雌だそうだが、最初に雌が発見されてから、雄の個体が発見されるまでに100年近い年月がかかったということである。

 

このサンヨウベニボタルの雄は、黒い羽を持つ小さな甲虫で、体の大きさは雌の10分の1ほど、そして雌とはまるで違った容姿をしていたという。ただ現在でも、DNA鑑定をしない限りは、この虫の雄と雌が同じ種であるかどうかを見極めることは難しいそうである。

 

またサンヨウベニボタルは、いまでも謎だらけの昆虫で、何を食べるのかも、よくわかっていないらしい。

 

というわけで、改めてシンガポールで発見されたサンヨウベニボタルの動画を付け加えておく。

 

 

生きていると自分の無知さ加減をつくづく思い知らされることが多いけれど、まあそこから学んでいくしかないので、このウェブログに潜む多くの誤りも、都度都度、ご容赦いただきたい。

 

というわけで、今回知ったサンヨウベニボタルという昆虫、もう覚えたから、近所で見つけたら捕まえて撮影しようっと。

 

 

 

世界甲虫大図鑑

世界甲虫大図鑑

 
世界一うつくしい昆虫図鑑

世界一うつくしい昆虫図鑑

 

 

 

月白貉