ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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過去に2回しか発見されていないサンヨウベニボタルが、シンガポールで発見される。

※最初カブトムシとか書いてたので修正済み、知らないことがたくさんあるね。

 

毎日普通に生活していて、ふとした瞬間に、家の中で時々、見たことのないような虫が這い回っているのに気が付くことって、ないだろうか?

 

ぼくは時々ある。

 

単に虫の知識量が少ないからだと言われればそれまでだが、本当は気付いている人が少ないだけで、未知の虫が家の中にもいるかもしれないと、ぼくは思うことがある。

 

中米とか南米とかのジャングルでもなく、東南アジアの森の中でもない、日本のなんてとこのない家庭内にも、ひょっとしたら新種の未知の虫くらい、一匹や二匹いたっておかしくないじゃないかと。

 

アメリカ映画なんかで、突然変異みたいな新種の危険な虫が町に大発生して・・・、みたいな作品もあるし。

 

例えばギレルモ・デル・トロの『ミミック』(Mimic)なんかは、あれは人間が手を加えて生み出した昆虫だけれど、それがニューヨークの地下で繁殖してしまって・・・、という映画だった。

 

あれだけデカかったらすぐに発見されるだろうけれど、もっともっと小さい虫でさ、新種とかいるんじゃないのかあ・・・。この間も、夕食を食べていたら、見たことのない虫が机の上を這い回っていて、殺そうと思ったら逃げてしまって、ゾッとしたばかりだから。

 

というわけで、今回は虫の話題をひとつ取り上げる。

 

過去200年の間に2回しか目撃されていない、古代生物みたいな姿をしたサンヨウベニボタルを、ナショナルジオグラフィックに所属する探検家のマーク・ウォンさんが、シンガポールのジャングルの中で発見したらしい。

 

 

1924年と1993年の2回だけ、めちゃくちゃレア物である。

 

「Female Trilobite Beetle」というのはサンヨウベニボタルの英名らしい。

 

Meet a Bizarre and Rare Beetle You’ve Never Seen Before | National Geographic

image source: Meet a Bizarre and Rare Beetle You’ve Never Seen Before | National Geographic - YouTube

 

確かにすごいけれど、これもし自分で見つけたとしたも、ホタルだと思わないかもなあ・・・。 

 

でも意外とさあ、灯台下暗しで近所の雑木林とかにさあ、いるかもしれないもんなあ。見つかりにくいだけで。 

 

というわけで、皆さんも自宅で見つけた未知の虫は、撮影しておくことをオススメする。

 

今日からぼくもそうする。

 

そして未知の虫を発見したぞ!と、勝手に豪語したりYouTubeにアップしたりする、っていう遊び、ちょっとおもしろそう。

 

まだまだ世界は、謎に満ちている。

 

 

 

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月白貉