ハロウィンが来ると思い出す、往年のホラー映画におけるアイコニック俳優。
ハロウィンになると、特に欧米においてはホラー映画に関する話題が盛り上がる傾向にある。
新作のホラー映画をこの時期にぶつけてきたり、来年公開のホラー映画のプロモーションをハロウィンに引っ掛けて展開したり、テーマパークにホラー映画仕様のアトラクションが期間限定で企画されたり、あるいはかつての名作ホラー映画をリバイバル上映したりと、様々である。
そんなホラー映画シーズンとも言えるような時期になると、ホラー映画愛好家としては、数々の名作に登場していた象徴的なキャラクターを演じていた俳優はいま何をしているのだろうかと、死んだ父を思い出すようにしてつい頭に浮かべてしまう、実際にはぼくの父は死んでいないが。
そんなわけで、勝手ながらぼく個人的な独断と偏見における、敬愛するホラー映画の象徴俳優とも呼ぶべき面々の現在の姿を追ってみようと思う。
まずは、クライヴ・バーカーの『ヘル・レイザー』(Hellraiser)、あの禍々しい魔道士たちはいまどうしているのだろうか、と探してみるとすごい写真を見つけた。
Four happy Cenobites at @DaysOfTheDead13, KY by Jason Shaffer Photography. Reuniting this weekend at @SpookyEmpire pic.twitter.com/OjCSPS8vK6
— Nicholas Vince (@nicholas_vince) 2016年10月5日
左からチャタラー(Chatterer)役のニコラス・ヴィンス(Nicholas Vince)57歳、フィメール(Female)役のバービー・ワイルド(Barbie Wilde)56歳、バターボール(Butterball)役のサイモン・バムフォード(Simon Bamford)55歳、そしてピンヘッド(Pinhead)役のダグ・ブラッドレイ(Doug Bradley)62歳。
四人の魔道士は、まだ仲良しっぽいし、元気っぽいのだが、これは残念ながら『ヘルレイザー2』(Hellbound: Hellraiser II)のメンバー。第一作目では、フィメール役はグレース・カービー(Grace Kirby)なのである。しかし、ざっと探した程度では彼女の情報は得られなかった。
まあでも、三人は初代のオリジナルメンバーなので、なかなかいい写真である、スキンヘッド率は高いが。
image source :Hellraiser (1987) - IMDb
ちなみに、ニコラス・ヴィンスとサイモン・バムフォードはTwitterもやっているので、『ヘル・レイザー』愛好家は追いかけてみるのもいいかもしれない。ダグ・ブラッドレイはFacebookで近況が見られそうである。ルマルシャンの箱(Lemarchand's box)を手に持ったプロフィール写真がなかなかイカしているので、訪れてみて欲しい。ちなみにぼくも、ルマルシャンの箱、持ってます、玩具だけどね。
ニコラス・ヴィンス Nicholas Vince (@nicholas_vince) | Twitter
サイモン・バムフォード Simon Bamford (@simonbamford) | Twitter
ダグ・ブラッドレイ https://www.facebook.com/Doug-Bradley-316982560441/
広大なるAmazon.co.jpにも、ルマルシャンの箱、売ってるみたい。ぼくが持ってるのよりも精巧な作りっぽい、欲しいなあ・・・。
というわけで、一作品触れただけでも予想外にけっこう長くなることが判明・・・、一気に十作品くらいかっ飛ばそうと思ったけれど、無理そうなので段階的にすることに急遽変更、さて次は誰にしようかな。
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月白貉