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ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲が自らの感覚で日本を歩きまわって見聞を広めたように、故郷を離れて旅を続けるぼくが、ぼくの感覚でその土地を歩き回って、見たり聞いたり嗅いだり触ったりした、ぼくの見聞録です。

ハリケーン「マシュー」の脅威と、それに乗じて街中を泳ぎ回るサメの恐怖。

ニュース 映画

この10年間で最大級だと言われる大型ハリケーン「マシュー」。

 

この直撃を受けた中米のハイチは甚大な被害に見舞われており、政府関係者からの情報を基に集計した結果、現在までの死者数が842人に達したとも発表されている。ちなみにこの日の風速は毎時195キロだったそうである。

 

「マシュー」は米東部時間午前11時(日本時間8日午前0時)時点で、カテゴリー3(5段階中3番目の強さ)に分類される勢力を保ったまま、米フロリダ州の東岸沖を約19キロの速さで北上しており、夜にかけてフロリダ北東部やジョージア州の沿岸に接近もしく到達、さらにはサウスカロライナ州の沿岸に接近もしくは到達すると予想されている。

 

そんな折、今まさに「マシュー」の脅威にさらされているフロリダでは、ソーシャルメディア上に出回っているとある写真の話題で持ちきりとなっている。

 

それは、「マシュー」の影響で浸水した街中を泳ぎ回るシャーク、つまり「サメ」の写真である。

 

これはおそらくは、浸水した道路を泳いでいるシャーク。

 

ハリケーン「マシュー」の脅威と、それに乗じて街中を泳ぎ回るサメの恐怖。

 

 

そしてこれは、ツイートによればジャクソンヴィルのショッピングモールらしい。エスカレーター・ホールを泳いでいる二匹のシャーク。

 

ハリケーン「マシュー」の脅威と、それに乗じて街中を泳ぎ回るサメの恐怖。

 

 

こちらは玄関先でバシャバシャするシャーク。

 

ハリケーン「マシュー」の脅威と、それに乗じて街中を泳ぎ回るサメの恐怖。

 

 

ただしこれは、ほぼフェイクに間違いはないと言われている。以下の記事では、一番最初の道路の写真に触れて、加工前のオリジナルのシャークの写真を引用してフェイクだと証明している。

 

 

ただ、ここにあげた三種類のすべての写真がフェイクなのかどうかは不明、まあ、ぱっと見た感じだと、どの写真も何となく加工しているようには見えるけれど・・・。

 

もしかしたらこの他にも、街中を泳ぎ回るシャークの写真がソーシャルメディア上に出回っているかもしれないし、こういうことが起こる可能性を真っ向から否定する事はできない。そしてもしこの中の一部が実は真実だったとしたら、やはりちょっとした恐怖ではある。

 

日本での台風による水害時には、流石にサメが街中にまで入ってくることはまず考えられないだろうけれど、例えばいるはずのない場所に、場合によっては非常に危険な生物が姿を現すってことは、ずいぶんな恐怖だと思う。

 

日頃から慣れ親しんだ公園の池で巨大なワニが目撃されて、無責任な爬虫類愛好家がその池に捨てた数匹の子供のワニが繁殖してしまってなどという真実味が付け加えられて、ニュースで報道されたり、ソーシャルメディア上にその目撃写真が多数アップされるようなことがあれば、半分は見てみたいという好奇心もあるが、実際に2mも3mもあるワニを目の当たりにしたら、凄まじくゾッとするだろう。

 

まあアメリカでは、サメとかワニとかが恐怖映画なんかの題材にもよくされるくらいなので、『ジョーズ』(Jaws)とか『アリゲーター』(Alligator)とかね。だから地域によっては実際に日常生活の中で、サメとかワニとかいうものの脅威が、日本よりもずいぶん大きいのだと思う、よく知らないけれど。

 

まあただ、こういう現象を見ていて一番怖いなあと思うのは、真実でも嘘でも何でもかんでも、昨今はソーシャルメディア上ですぐに共有されてしまい、情報があっという間に広がってしまって、結局は大本の情報は消え失せて、さらにはいろいろな形に変形してしまって、良いことが悪いことに、悪いことが良いことにグニャグニャと変質してねじまがってしまうこと。そしてそんなワケのわからない情報を、知りたくなくても半ば無理矢理に、大いに知らされてしまうこと。

 

知らなくてもいいことは知らないほうが、日々の不安やストレスや恐怖は大いに和らぐ気がする。

 

結局、ソーシャルメディアとかって、じつは恐怖を生み出す根源なんじゃないのかと、それはまるで質の悪い疫病の宿主なんじゃないのかと、そんな風に感じる。

 

まあ、ここまで書き終えてみて、こんな文章書いてるくらいだから、ぼく自身は完全に疫病に冒されてる感満載だなあと思って、ガクンと暗い気分になったからこの辺で・・・。

 

ソーシャルメディアとか、ピエロとか、人工知能とか、ワニとかサメとか、世界はこれから暗黒の時代だろうなあ。

 

最後に、そんな暗黒時代絡みの文章を以下にひとつあげておくので、お暇ならぜひお読みください。

 

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