ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲ことパトリック・ラフカディオ・ハーン (Patrick Lafcadio Hearn)が、自らの感覚で古き日本を歩きまわって独自の感性で見聞を広めたように、遠く故郷を離れてあてどなき夢想の旅を続けるぼくが、むじなと、そしてラフカディオと一緒に、見たり聞いたり匂ったり触ったりした、ぼくと、むじなと、ラフカディオの見聞録です。

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ドルフ・ラングレン主演の悪魔狩り映画、おれはデーモン・ハンターだぜぇ! -『ドント・キル・イット』(Don’t Kill It)

悪魔映画というジャンルがある。

 

まあ、あるかどうかは知らないが、ぼくはその手のジャンルの映画が案外好きで、このウェブログでも時折触れている。

 

例えば以下の『レギオン』(Legion)とか、あっ、レギオンは天使映画か、まあいいや、そしてこれはもう悪魔映画の金字塔となるザ・悪魔映画『エクソシスト』(The Exorcist)とか、アメリカン・コミックを原作としたちょっとポップな悪魔映画『コンスタンティン』(Constantine)などなど、他にも山ほどあるので、やはり一ジャンルとして成立しているであろう。

 


そんなわけで、この2016年の新作で悪魔映画はないのかなあと探していてみつけたのが、これである。

 

ドルフ・ラングレン主演の悪魔映画『ドント・キル・イット』(Don’t Kill It) 、監督はマイク・メンデス。

 

 

ポスター・イメージからしても、なかなかのB級C級感満載の映画ではあるが、 簡単なあらすじはというと、ミシシッピ州チコリー・クリークという小さな町で、封印を解かれた古代の悪魔が暴れまくる、というものらしい。

 

そこに登場するのが、我らが人間核弾頭、白髪交じりの年老いた悪魔ハンター、ジェビディア・ウッドリーを演じるドルフ・ラングレンである。そしてもう一人、彼を手助けするパートナーとして、FBI捜査官のエヴリン・ピアースという女性が登場する。

 

ドルフ・ラングレンというと、ぼくは彼の出演作を本当に初期のものしか観たことがないにも関わらず、名前だけはしっかり頭にインプットされている。やはりあの『ロッキー4/炎の友情』(Rocky IV)でのイワン・ドラゴ役のインパクトが凄まじかったのだろう。

 

 

彼は身長が198cmもある大男で、空手家という側面も持っている。そのため一見すると肉体バカ的な雰囲気ではあるが、じつはれっきとした理数系で、大学で数学、物理学、化学などを学んでおり、さらには母国語であるスウェーデン語の他に英語、ドイツ語、フランス語、日本語を使いこなし、噂によれば知能指数が160であるとも言われている。

 

そういう情報を聞かされると、ちょっとかっこよく見える。まあ、もともとわりとかっこいいけれどね、わりと。

 

俳優に転身後も現在まで結構な数の映画に出演していて、2016年にはなんとこの『ドント・キル・イット』を含めて六本もの映画に出演している。

 

とまあそんなわけで、予告編が観てみたくなった人のために、以下にご用意している。予告編は絶対観ない派の人は、スルーしていただきたい。なかなか初っ端からバイオレンスな内容です・・・念のため。

 

 

ちなみに、予告編を見た感想としては、悪魔映画の中でも細分化ジャンルの悪魔取り憑きループ系のような気がするが・・・、お楽しみは本編にて。 

 

でもこれ、日本では劇場公開しないだろうなあ・・・。

 

 

 

月白貉